VUメーターの製作シリーズは、全3回で終了しました。
小型のメーターシステムがテーマだったので、メーターとそのドライブ基盤をケースに収めることしか掲載しませんでしたが、今回はやり残した電源についてのお話しです。
電源トランス
今回使用したメーターや基盤はamazonや楽天で買う事ができます。
しかし、電源に関しては、説明をしませんでした。
この基盤に必要な電流は、交流12V(ボルト)です。
ですから、100V:12Vのトランスが1つあれば、電源周りはOKなのです。
ところが、VUメーターの製作を開始するまでは、電源が直流12Vだと勘違いしていたので、手持ちのACアダプターで対応できると思っていたのです。
しかし、届いた基盤には、しっかりAC12Vの文字が印字されていました。
そこで、本当はやってはいけないことなのですが、使おうと思っていたACアダプターを分解して整流基盤を取り外して製作していたのです。
今回、ちゃんとした電源トランスを買いましたので、電源関連の配線も追加しておきます。
100V:12V 0.3A程度のトランスで十分です。
最大の難関!
今回の最大の難関は、電源トランスを入れるケースです。
しっかりとしたアルミケースが望ましいのですが、予算と加工が大変なので、今回はパス!
そうかといって、電源トランスをむき出しにしておいては危険です。
以前はタッパで作ったこともありましたが、落としただけで割れてしまいました。
カインズへ行って手頃なケースを探していたら、資材売り場に手頃で頑丈でリーズナブルな物を見つけました。
塩ビパイプの先端キャップです。
1個170円くらいなので、大きさの異なるキャップを2個買って、向かい合わせではめると『茶筒』のようにはまりました。
今回買った電源トランス(100V:12V 0.3A)がスッポリ収まって、ガタツキもありません。
何より、かなりの強度があり、私(87kg)が踏んづけても乗っかっても、ビクともしません。
加工に関しても、そこの部分に穴を開ければ済むので簡単です。
たった5分で、電源の乗せ換えが完了しました。
ついでに、本体の背面に電源スイッチも追加しました。
第二弾製作予定!
今回完成したVUメーターは直径35ミリの小さい物なので、ちょっと物足りなさを感じます。
常に、仕事場で通常サイズのVUメーターを見ているせいか、
なので、普通サイズのVUメーターを自宅でも使いたいという欲求が出てきました。
しかし、業務用のVUメーターは7~8万円もするので、自宅用には勿体ないです。
そんなとき、ネットオークションを見ていたら、2個で1,500円のVUメーター(SANSUI製)が出品されているのを見つけました。
SANSUIなら、今回使用した基盤で使えるかもしれない!
そう思って入札したら、アッサリ落札してしまいました。
それが、コレです!!
今度は、このメーターで第2弾を製作してみます。