ギター講座

【昭和のビンテージギター】グレコのストラト復活記!最終回!!

前回、StewMacの「スクルーレスキュー」で、ボディに残ったネジの残骸摘出作業が完了しました。
2日放置しておいたので、接着剤も乾いたと思います。

ブリッジの取り付け

前回の作業で塞いだ旧ネジ穴を開けなおす作業から始めます。
ストラトのブリッジを固定しているネジは4cmくらいのしっかりしたものが使われていますが、このギターのネジは2cmくらいしかなく、しかもペグを固定するような細いものでした。
これでは、錆びて抜けなくなるのも無理はありません。
ここはオリジナルのネジは取り外して、しっかりしたものに取り換えることにしました。
ネットで調べると、安物の中国製でも6本で500円くらいします。
それ以前に。ブリッジも通常のストラトとは違うので、楽器店で販売しているネジではサイズが大きいかもしれません。
ここは、楽器用のブリッジ固定ネジとは別のものを探したほうが良いと思います。
そこで、近所のカインズホームへでかけ、ナベ頭のステンレス製ネジ(10本入り200円程度)のものを買ってきました。
ブリッジを乗せて新規のネジ3本で固定して、ドリルした穴を開けてネジを締めます。

あっという間に固定が完了しました。
裏のスプリングを3本かけて、無事に完了です。

ピックガードが!?

配線は完了していたので、アンプにつないでチェックします。
音は出ましたが、問題が・・・

ピックアップを切り替えるスイッチが接触不良です。
交換しなければなりません。
更に、ピックアップがボディの音まで拾っています。
ピックガードを叩いたりこすったりする音まで拾っているのです。

だんなぽん
だんなぽん
まるでアコギのピエゾのようです。

ピックアップを取りつけるネジの間隔が狭いので、無理やりに「ハの字状態」で固定した
のが原因で、必要以上にボディの振動が伝わったのかもしれません。
こうなったら、オリジナル部品を残すことよりも実用性を優先します。
ピックガードを新しくしましょう。

ピックガードもオリジナル設計!!

ネットで買ったピックガードにアッセンブリー一式を付け替えました。
ホワイトパール柄が、良い感じです。

だんなぽん
だんなぽん
ところが?

ブリッジ穴に5ミリくらい被るのでブリッジと干渉してしまい、ピックガードが収まりません。
ネジ穴もずれているようなので、ピックガード自体がブリッジ側にずれているようです。
となると、ネックポケット側を削らばければなりません。

試しにネックを外してみると・・
なんと!
ストラトのような「R(アール)」が付いたネックエンドではなく、テレキャスターのように四角状になっています。

ですから、ピックガードのネックポケット部分を四角く削る加工をしなければフィットしてくれません。

だんなぽん
だんなぽん
それも手間がかかるので、オリジナルのピックガードの穴を広げよう!

ということで、作業はオリジナルピックガードの加工に移行しました。
嫁にんが新しく始めたPS4版ドラクエのキャラ設定に励んでいる横で、ちまちまと半円ヤスリでピックガードを削り続けました。
かくして、ノーマルピックアップカバーを持ってきて、ピックアップ穴と止めネジの穴を広げてオリジナルピックガードに収まるようにしました。

見た目は悪いですが、取りあえず、収まりはつきました。

だんなぽん
だんなぽん
今度、時間がある時に、ピックガードを作りなおそう。

完成~試奏

ピックガードを削り、アッセンブリーを元に戻して完了です。
弦を張り、アンプに繋いでみます。

だんなぽん
だんなぽん
おおー!

1個500円の中華ピックアップですが、それなりに鳴ってくれます。
コイルタップもしっかり効いており、ボリュームつまみを引っ張るとシングルコイル(タップ)サウンドになります。
しかし、これはノイズが目立つので、実用に耐えないかもしれません。
逆に言うと、ハムバッキング状態が、しっかり機能しているということになりますね。

弾いた感じですが、若干の慣れが必要になります。
まず、この頃(1970年代)の国産ギターはエレキ、アコギを問わず、ネックが細いという特徴があります。
全てのギターがそうだとは言いませんが、私の経験では同年代のフェルナンデス(スパロゴ)、グレコ(今回のストラト以外にも2本ほど)、トーカイ(アコギ)、カワイ(アコギ)、アライ(後のアリア:アコギ)、トムソン(アコギ)などとグリップ感が同じです。

昔はこの細さは嫌いだったのですが、このギターはピッキングで弾く場合は許容範囲です。
むしろ、指が短い私には好都合かもしれません。
でも、アルペジオでは指がもつれます。

ギターって、持った瞬間に「好きになれそう」か「相性が合わないかも」と思うのですが、このギターは長く付き合えそうな気がします。

だんなぽん
だんなぽん
以上で、昭和のビンテージ・ストラト復活記は終了です。