100名城観光、今日紹介するのは大分県です!
大分府内城
大分府内城は大分県大分市にあったお城です。
かつて海辺に面していた大分府内城は、白土の塀とまるで水上に浮かんでいるようなその姿から、「白雉(はくち)城」とも呼ばれています。
大分なので大友宗麟の居城なのかと思っていたのですが、大分府内城は大友氏が本拠としていた地に秀吉の家臣である福原直高が築いた城です。
なお、豊後国・筑後国の守護職・守護大名であった大友氏は、大友氏館と呼ばれる守護館を築いて本拠としていました。
大友宗麟
戦国時代の大名で、キリシタン大名として有名。
北九州東部を平定するも、「キリシタン王国」建設のため各地の有力寺社を徹底的に攻撃したことで、僧兵や領主から激しい抵抗をされ、さらには島津義久に敗れたことで、晩年には豊臣秀吉傘下の一大名にまで衰退する。
末裔に元内閣総理大臣の細川護煕がいる。
大友宗麟に仕え、活躍した賀来氏(賀来惟秀を祖とする)の子孫には、賀来千香子や賀来賢人、つるの剛士、宮迫博之(雨上がり決死隊)などがいるそうです。
大友氏館(大友氏遺跡)
大分県大分市顕徳町一帯にある大友氏館跡を中心とする中世の遺跡。
外国との貿易港として栄え日本で初めての西洋式の病院が開設されたり、コレジオ(神学院)が設置されるなど、南蛮文化が花開いた。
大分府内城 アクセス
大分駅から徒歩で15分
大分府内城 スタンプ設置場所
大分城址公園内、文化会館北西側の事務所2階出入り口
岡城
岡城は大分県竹田市大字竹田にある天神山に築かれた山城で、断崖絶壁を巧みに活かして築城された要塞です。
緒方惟義が源頼朝に追われた源義経を迎えるために築城したことが始まりであるとされています。
現在は日本さくら名所100選に選定されています。
幼少期を竹田で過ごしていた作曲家滝廉太郎の代表作「荒城の月」は、荒廃した岡城をイメージして曲を付けたと言われていて、(土井晩翠が詞を構想したとされる城は青葉城も鶴ヶ城ともいわれています)岡城の下を走る国道502号の上り車線には荒城の月のメロディが奏でられるメロディロードがあり、岡城からでもその音が聞こえてきます。
岡城 アクセス
JR豊肥本線 豊後竹田駅から徒歩20分
岡城 スタンプ設置場所
観覧料徴収所(総役所跡)