観光

【野口英世記念館】千円札でお馴染み!世界的偉人の生家と人物像

戌年夫婦は、福島の別宅に来ると、必ず猪苗代湖に出かけます。
今年も午前中の五色沼から、猪苗代湖へやってきました。

野口英世記念館

猪苗代湖に来ると、いつも寄ってみたいと思っていたのが「野口英世記念館」です。
野口英世博士と言えば、小学生でも知っていますね。
日本が世界に誇る偉人であり、明治、大正時代に活躍した細菌学者です。
「野口英世記念館」は、私が学生だった頃(野口英世博士が1000円札に採用される前)に、ツーリングで一度来たことがありましたが、現在の建物になってからは訪れていませんでした。
しかも、嫁にんとは来たことがありません。
記念館の隣にある「河京ラーメン館」や道路を隔てた向かい側にある「世界のガラス館」と「猪苗代地ビール館」には、ほぼ毎年来ているのに、全く「野口英世記念館」は足を運びませんでした。
その理由は、この周辺には楽しめるところが多いので、入場料がかかるところに足が向かなかったためだと思います。
今回、幸いなことに割引券が入手できたので、せっかくだから寄らせてもらいました。

音声ガイドを利用しよう

館内にはWi-Fiが完備されており、スマホで「野口英世記念館ホームページ」にアクセスすると、音声ガイドを利用することができます。
無料Hi-Fi音声ガイドは、日本語の他に英語にも対応しており、スマートフォン版サイトにアクセスすることで利用できます。
パソコン版サイトもありますが一部の音声ガイドが利用できないので、スマホ版サイトを利用することを推奨しています。

記念館の案内書に利用方法が記載されていますので、これから来館しようと思う人は参考にしてください。

【野口英世記念館Wi-Fi音声ガイド利用手順】

1.スマートフォン等の端末の「設定」よりWi-FiをONにする。
リスト:noguchihideyo  パスワード:n1109
2.野口英世記念館ホームページへアクセスする。
「野口英世記念館」で検索してください。
3.トップページ「記念館の見どころ(音声ガイド)」をクリック。
4.エリアを選択し、聞きたいガイドをクリック。
以上「野口英世記念館」案内パンフレットより
※音声ガイドは、イヤホンを使って利用する決まりのようです。
(持参していない場合は、ミュージアムショップで買う事ができます)

戌年夫婦は事前の勉強不足で、音声ガイドについて知らなかったので、対応できませんでした。

だんなぽん
だんなぽん
残念...

入館

入口の係員さんに「まず、左側の部屋からご覧ください」と指示をされました。
それが、コチラです。
博士は書道にも精通していたようで、いくつもの「書」が展示されています。
今回、初公開された、貴重な展示も多く見ることができました。

室内をぐるっと一周して、表に出ました。
いよいよ、博士の生家に向かいます。
庭には大きな記念碑が立てられ、碑の下には博士の遺髪が埋葬されているそうです。



碑の右横に、生家の間取り図と解説が書かれた案内板があり、その右側に生家があります。

建物は雨や雪を直接受けないように、大きな屋根に覆われています。

座敷には博士を模した人型パネルが展示され、博士が刻んだ決意の言葉が残る床柱の解説パネルが展示されていました。


座敷の右隣の部屋が、有名な囲炉裏がある部屋です。


「オメエ」と言う、いわゆる「居間」にあたる部屋だそうです。

「オメエ」の隣に土間があり、台所やトイレ、馬小屋が同じスペースにあるので、さぞかしニオイがキツイ部屋だったのだろうと思います。
又、屋根裏もない上に隙間風も凄そうな造りなので、冬の猪苗代湖から吹く風や雪などにさらされて、さぞ寒かったのではないかと心配してしまいました。

本館に戻り2階へ

本館に戻って階段を上がると、博士の研究資料や愛用の器具が展示されています。


その先には、博士の母親であるシカさんが博士に当てた有名な手紙が展示されています。

博士が亡くなった時に身に付けていた時計です。

博士の死後、メリー夫人から小林栄先生に形見分けされたものだそうです。
小林栄先生は、猪苗代日新館の創始者で、博士が卒業するまでの4年間、担任として博士を見守り、博士が渡米後は残された家族の面倒を引き受けるなど、博士の障害の恩師と言われている方でした。

更に進むと、博士の墓標のレプリカも展示されています。


その奥の部屋には、博士の人となりを知ることができる趣味の道具が展示されています。
フライフィッシングや将棋、チェス、絵画など、多趣味な一面が伺えます。


右側の壁には、当時の天皇陛下から贈られた第二等旭日重光勲(いわゆる勲章)記が飾られています。

授与された日付が、博士の命日になっていました。

よめにん
よめにん
ちょっと切ないですね・・

最後に博士のロボットとご対面です。

手振りだけでなく、表情も変わるので、リアルで怖かったです。

野口英世記念館へのアクセス


電車:JR磐越西線猪苗代駅からバス10分
バス:磐梯東都バス「金の橋・会津レクリエーション公園行」野口英世記念館前下車

世界のガラス館へ

「野口英世記念館」を出ると、いつものコース。
隣の「河京ラーメン館」に入ってから、向かいの「地ビール館」へ!
いつもは駐車場が満車なのですが、この日は16:00近かったので、ご覧のようにガラガラです。

今日は「空(クウ:愛犬です)」が一緒なので、旦那ぽんは「空」と表で待機です。
その後、嫁にんはビールとソーセージで一人乾杯!
猪苗代を満喫した後は、福島の家に戻り、馬刺しパーティーで大満足の1日でした。