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らーめん一平
福島の旅、2日目は「らーめん一平」からスタートしました。
「らーめん一平」は、テレビ番組でも紹介された喜多方を代表するラーメン店ですが、喜多方ラーメンが集中するエリアからは外れた所にあります。
喜多方に入り来夢や坂内食堂などを通り越して、ラーメン屋さんが途切れて「行き過ぎたかな~?」と不安になる頃に看板が見えてきました。
10:30という中途半歩な時間を狙って着いたのが大正解でした。
おかげで、並ぶことなくスムーズに入店できたのです。
なぜ、10:30を狙ったのか?
喜多方ラーメンには「朝ラー」という文化があり、一部の店舗は早朝7:00から開店しています。
「らーめん一平」も「朝ラー」の人気店なので、7:00の開店を狙っていくと混雑が予想するのではと考えました。
又、11:30からはランチサービスでライスが1杯無料になるため、ここでも混雑が必至と考えました。
そこで考えたのが、10:00~11:00の間に入店するという方法です。
これが、バッチリとハマったようです。
待ち時間が少ないのが魅力
私は、睡眠時無呼吸症候群の最大の原因である肥満を顧みず、テレビ番組で取り上げていた「じとじとラーメン」を注文しました。
店内では「フリーWi-Fi」が利用できるので、ここぞとばかりにアクセスを試みていたら、接続する前にラーメンが出てきました。
坂内食堂では注文からラーメンが出てくるまでに40分以上も待たされていたので、「一平」の速さには超感動しました。
食レポ
こちらが「ラーメン」
こっちが「じとじとラーメン」
どちらもベースは同じ醤油ラーメンなのですが、「じとじと」の方は、背脂がたくさんです!
テンションあがるぅ~!!
一口すすってビックリするのが、一般のラーメンよりもアツアツな点です。
ぬるいラーメンが嫌いな嫁にんも、アツアツなのでテンションが上がってきたようです。
麺はシコシコした縮れ麺で、スープが良く絡んで美味しいです。
スープは「げんこつ」のみで出汁をとり、そこへ煮干しを加えているそうですが、魚臭さなどは一切感じません。
出汁の材料がわからないほど、一体となった味がドーンと迫ってくるので、クセになる味です。
よくよく見ると、嫁にんの食べている普通のラーメンも、スープの表面に脂の層ができているので、食べ終わるまでアツアツでした。
寒い北国で、温かいラーメンを食べるための工夫が感じられました。
美味しくラーメンを頂いて、さあ帰ろうと表を見ると、すでに順番待ちの列ができていました。
「らーめん一平」へのアクセス
店名 | らーめん一平 喜多方本店 |
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住所 | 〒966-0902 福島県喜多方市松山町村松字石田1453 |
電話 | 0241-23-0699 |
営業時間 | 7:00~18:30 |
定休日 | 水曜日 |
五色沼方面へ
喜多方で「じとじと」した後、一路、五色沼方面へ向かいました。
嫁にんのリクエストで「磐梯山噴火記念館」に行くためです。
途中、8月に立ち寄った「坂下ドライブイン」で馬刺しを買う予定でした。
ところが、「一平」を出て間もない所に、「馬刺し」と書かれた肉屋さんを発見!
ここで良い肉が売っていれば、坂下まで行かなくていいかも?
とりあえず、寄ってみよう!!
ノリと勢いで、すぐに行先を変更する戌年夫婦は、即効で車を止めました。
店内に入ると、馬刺しの他に「タタキ」や「ユッケ」など種類が多く、値段も安かったので、ここで買う事に決めました。
店を出たところにカゴがあり「ご自由にお持ちください」というパンフがありました。
1部を頂戴して、車内に戻りました。
軽く、中を拝見して裏表紙を見て、複雑な気持ちになりました。
磐梯山噴火記念館
気を取り直して、五色沼方面へ!
あまり大きな施設ではないので、うっかりして通り過ぎてしまいました。
Uターンして駐車場に車を止めて入館です。
磐梯山の噴火は明治21年の大水蒸気爆発が直近ですので、しっかりとした記録も残っています。
エントランスには、噴火の模様を描いた大きな絵画が展示されています。
左奥の通路が展示室の入り口です。
展示室に入ると、すぐに火山口の溶岩を模した展示物が目に入りますが、赤い水に洗剤を垂らして泡立てているのがバレバレの残念なレベルの物です。
しかし、展示コーナーに入ると、当時の写真機で撮影された貴重な写真が展示されており、不安は払拭されました。
磐梯山噴火記念館に来るまで知らなかったのですが、周辺に点在している檜原湖、小野川湖、秋元湖、五色沼などは噴火で発生した岩屑流(岩なだれ)で川がせき止められてできたものだそうです。
そのため、長瀬川やその支流では、日に日に水位が増してきて、桧原村は完全に水没してしまったそうです。
磐梯山の噴火展示コーナーを出ると
別の部屋は、磐梯山周辺の自然を紹介するコーナーや、日本各地で起こった噴火を解説するコーナーになっています。
その他にも地震計や観測機器などが展示されていて、興味深かったです。
事前に「ブラタモリ」を見ておいて良かったと思ったら、館内でも上映されていて笑ってしまいました。
全ての展示を観終わってエントランスへ戻ると、土産物コーナーがありました。
何でもかんでも、饅頭にしてしまうのは、日本ならではの文化ですね。
「磐梯山噴火記念館」へのアクセス
猪苗代湖の北側にある磐梯山を目標に進み、その後、北側にある檜原湖を目指してください。
五色沼
帰りがてら、近所の五色沼に寄ってみました。
子供の頃からキャンプなどで遊びに来ていたのですが、この時期に来るのは初めてです。
中禅寺湖のような見事な紅葉とはいきませんが、ところどころにキレイに染まった木々を見ることができました。
又、この時期にも来てみたいと思いました。