アクアマリンふくしま到着
午前中に「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」を出発して、常磐自動車道に乗って「いわき湯本IC」で降り、スパリゾートハワイアンズを右手に見ながら小名浜方面へ!
高速道路から案内標識が出ていたので、迷子になる事もなく、アッサリと到着しました。
十数年ぶりに「アクアマリンパーク」に来たら、大きなイオンが出来ていたので驚きました。
午後2時を回っていたので、急いで入場しました。
イミフな『縄文の里』
メインゲートを過ぎると、トンネルのような通路が順路になっています。
通路の中には窓があり外の風景が見えるのですが、枯草の合間を縫って水が流れているだけの風景ばかりが続きます。
これが、「わくわく里山・縄文の里」のようです。
どう見ても、田舎の空き地としか見えません。
やがで、人口の滝が見えてきました。
通路は滝の裏側を通っているので、水のカーテン越しに「謎の空き地」を見ることができました。
空き地を抜けると、ユーラシアカワウソの展示コーナーです。
でも、遠すぎて、どこにカワウソ君がいるのか分かりません。
仕方がないので、ガラス(アクリル?)越しに、魚を撮影しました。
謎の遠吠え!?
カワウソコーナーを抜けると、やっと外に出られました。
すると!?
ガオーーン!!ガウガウ!
何やら、怪獣の鳴き声のような不気味な音が聞こえてきました。
海獣の声を録音したものを拡声器で流しているんだろうと察しがついたので、過剰な演出に「ダサッ!!」と笑みがこみあげてきました。
アクアマリン本館へ
若干、興ざめを感じながら本館に入りました。
中に入ると、古代生物の模型が天井から吊り下げられています。
更に進むと、ガーやらオオサンショウウオがいました。
その先には!?
やっと会えました!!
本物のシーラカンスです!
生きる化石!!(コイツは標本ですけど)
午前中に見た模型とは違って、貫禄があります。
センターで真っ二つにされて、片方が「インドネシアシーラカンス」で反対側は「アフリカシーラカンス」が縫合されています。
エスカレーターで上へ向かいます。
途中の壁面に、なぜかシャレコウベのレプリカが・・・
エスカレーターを降りるといきなり最上階のようです。
森の中をイメージした通路を歩いて進みます。
遠吠えの正体判明!
本館の入り口手前で聴いた「ガオーーン」が近くで聞こえます。
ナニ!?
と思って進むと、巨大なトドがザッパーンと波を立てて泳いでいます。
しかも、餌やりタイムで、トド君が盛り上がっています。
遠吠えの正体は、ドトでした。
本館の屋根がカマボコ状になっていて、側面が解放になっているために、トド君の叫びが反響して建物の外まで聞こえてきたのだと思います。
例の雄叫びは過剰な演出ではなかったのですね!!
捕鯨の歴史
トド君コーナーを後にして室内に戻ると、巨大な骨格標本が目に飛び込んできました。
その奥には、昔の捕鯨船の模型などの展示がありました。
更に進むと、なぜか昭和を思い起こさせる食卓のジオラマが!
昭和を抜けると、またまたジャングル通路です。
ふと見ると、「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせる石像が!
何の意図で置かれたのか!?
イミフです。
巨大水槽!
更に先へ進むと、巨大な水槽コーナーです。
巨大水槽は2つあり、こちらは「親潮の海」と名付けられています。
中央でオレンジ色の小魚が群れをなして泳いでいるのが圧巻です。
中層にはカラフルな魚が泳いでいて、キレイです。
すると、後ろから女性の「見て見て!チンアナゴ!!」という声が聞こえたので、そこを見ると何かが生えていました。
水槽の反対側の壁面は、「アイスボックス」という展示コーナーになっており、クラゲやクリオネなどが個別の水槽で泳いでいます。
アイスボックスを抜けて、水槽の正面に回りました。
すると、反対側の壁面にお寿司やさんのカウンターがありました。
15時ころだったので閉店していましたが、御昼時には開店しているのだと思います。
さて、話を巨大水槽に戻します。
2つの水槽は「への字」の形をした通路で仕切られています。
もう一つの水槽は「黒潮の海」です。
ぐるっとまわりこんで、一段低くなったスペースへ降りて「潮目」と呼ばれる通路のフロアになります。
マグロやらイワシの群れなど、まさに「黒潮の海」です。
元気に泳いでいる姿を見ながらお寿司を食べるなんて、ここは生簀か!?
ふと、下を見ると、スタッフの方が水槽を掃除機を使って清掃しています。
水中で使える掃除機なんて、初めて見ました。
ふくしまの海~大陸棚への道~
「潮目通路」を抜けると、「ふくしまの海~大陸棚への道~」の展示コーナーです。
深海魚やクラゲ、蟹などが展示されています。
スロープを降りて、1階へ。
そこから、ホワイエを抜けると釣りコーナーや軽食コ―ナーなどがありましたが、16時近かったので、どこも閉店していました。
アクアマリン本館を出て順路に沿って進むと「金魚館」が見えてきます。
ここは、金魚が好きな人でなければ、その良さは分からないでしょう。
貴重さが分からない戌年夫婦は、あっさりと流して見ました。
かくして、戌年夫婦の「アクアマリンふくしまの旅」は終わりました。
そのまま、隣接している「いわき・ら・ら・ミュウ」へ向かいましたが、お目当ての「かじきメンチ」の店も閉まっていていました。
この辺は、16時を過ぎると、「閉店ガラガラ」になるようです。
しかし、スマホ片手にウロウロしているカップルやおじいさんが多かったのが異様でした。
嫁にんが言うので、「ポケモンGO」を起動すると、当たりはスポットだらけでした。
最後に
「アクアマリンふくしま」は、小名浜に来るたびに、一度は来てみたいと思っていた水族館でした。
入場料は、ちょっと高めですが、釣りコーナーや水遊びができるビーチもあるので、小さなお子さん連れにお勧めです。
隣には「いわき・ら・ら・ミュウ」もあり、鮮魚や海産物も買えますので、「アクアマリンパーク」は、大人も楽しめるスポットとなっています。
アクアマリンふくしまへのアクセス
電車 | JR常磐線「泉」駅下車
路線バス「小名浜・江名」行きで15分「支所入口」下車徒歩15分 |
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車 | 東京方面→常磐自動車道いわき勿来I.Cから約30分
先代方面→常磐自動車道いわき湯本I.Cから約20分 |
最後になりますが、アクアマリンパークからの帰り道に渋滞にはまってしまいました。
しかし、別ルートに変更しても渋滞が続いています。
仕方なく、渋滞に紛れてダラダラと運転していると、やたらと右車線だけが流れるようになりました。
と思って、渋滞の先を見ると、斎場がありました。
渋滞の根源は、斎場へ向かう車の列だったのです。
嫁にんがスマホでググってみたところ、有名な政治家先生のお通夜だったようです。
政治家の人脈の多さには驚かされました。