100名城観光、今日紹介するのは三重県です!
伊賀上野城
伊賀上野城は三重県伊賀市にあった築城の名手藤堂高虎が徳川家康の命を受けて大改修をしたお城です。
藤堂高虎
三大築城名人(黒田孝高、加藤清正)の1人と言われるほどの城郭建築の名人として知られる。宇和島城・今治城・篠山城・津城・伊賀上野城・膳所城・二条城などを築城した。石垣と堀に特徴がある。
日本有数の高い石垣(約30m)は藤堂高虎の高い建築技術を物語っています。
伊賀上野城を含めた近隣一帯は上野公園として整備されていて、松尾芭蕉を祀る俳聖殿および芭蕉翁記念館や伊賀流忍者博物館があり、観光地として賑わっています。
伊賀流
甲賀流と並んで忍術の中で最も有名な忍術流派の一つ。
甲賀忍者が1人の主君に忠義を尽くすのに対し、伊賀忍者は金銭による契約以上の関わりを雇い主との間に持たない点であるとされる。たとえ仲間であろうと即座に処断できる精神が求められ、裏切りや脱走はいかなることがあっても認めない流派である。
伊賀と甲賀は宿敵同士というイメージがあるが、むしろ伊賀と甲賀は常に協力関係にあり、どちらかの土地に敵が攻め込んだ場合は力を合わせて敵を退けるよう約束していた。
有名な忍者には、上忍三家の服部保長(初代服部半蔵)・百地丹波・藤林正保などがいる。
保長の子である服部正成は徳川家康に仕え、正成らの配下の屋敷の近くにある門は半蔵門と呼ばれ、皇居に現存している。
伊賀流忍者博物館
伊賀流忍者博物館は伊賀上野城(上野公園)内にある忍者に関する博物館です。
くノ一の案内で伊賀流忍者屋敷に仕掛けられた数々の仕掛けを実演してもらえたり、当時実際に使用されていた忍具を使ったショーなどを見ることができます。
伊賀流手裏剣打選手権大会
忍者をイメージする手裏剣打ちをスポーツ化し、誰もが楽しめる競技として普及させることによって、忍者の発祥地である伊賀上野への関心を高め、忍者ファンのすそ野を拡大して伊賀上野への誘客促進を図ることを目的とする。
※伊賀流手裏剣打選手権大会
伊賀上野城 アクセス
伊賀鉄道伊賀線上野市駅徒歩約8分
伊賀上野城 スタンプ設置場所
伊賀市大天守閣1階
松阪城
三重県松阪市にあった蒲生氏郷の伊勢統治拠点の城です。
松阪城 アクセス
JR紀勢本線・近鉄山田線 松阪駅から徒歩約15分
松阪城 スタンプ設置場所
松阪市立歴史民俗資料館、本居宣長記念館(両館休館日は松阪市観光センター)
伊勢神宮
三重県と言えばやはり伊勢神宮ですね!
「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。
神宮には、皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神として崇敬を集める天照大御神をお祀りする内宮(皇大神宮)と、衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神をお祀りする外宮(豊受大神宮)を始め、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。
※伊勢神宮
天照大御神
天照大御神(あまてらすおおみかみ、あまてらすおおかみ)は、日本神話に登場する女神です。皇室の祖神で、日本国民の総氏神ともされます。父はイザナギ、母はイザナミで、ツクヨミ、スサノオという弟がいます。
高天原で乱暴を働くスサノヲを見て、天照大御神は天岩戸に隠れてしまい世界が真っ暗になったという岩戸隠れが有名です。
天照大御神が岩戸を細く開けたとき、伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)が作った八咫鏡(やたのかがみ)に映る自身に興味を持たせ、外に出すことに成功します。
天照大御神の御神体としての八咫鏡は内宮に奉安されています。
伊勢神宮周辺には赤福本店や伊勢うどんなど名物もたくさんあるので、心もお腹も満たされますよ!