100名城観光、今日ご紹介するのは岩手県です!
岩手県はお城もさることなながら、かの有名な歌人、詩人の故郷としても有名ですよ!
盛岡城
東北では珍しい白い花崗岩の高石垣がそびえ立つ盛岡城は別名を不来方城(こずかたじょう)と言います。(福島県の会津若松城と白河小峰城とともに、東北の石垣作り3大名城にあげられています)
不来方
現在の岩手県盛岡市を指し示す言葉である。「盛岡」が都市名として使われ始めた時期については諸説あるが、「不来方」は、少なくとも570年の間存在する由緒ある名であることから、現在、盛岡の雅称として使われることがある。
※wiki
不来方の発祥
伝承によれば、かつてこの地には「羅刹」と呼ばれる鬼がいて、人里を荒らしまわっていた。このことに困っていた里人たちが、三ツ石(盛岡市に現存する「三ツ石神社」)の神に祈願したところ、鬼は神によって捕らえられた。この時、鬼が二度とこの地に来ない証として、岩に手形を残した。これが「岩手郡」、のちに岩手へと連なる地名の由来である。また、「二度と来ない方向」の意味で、一帯に「不来方」の名が付されたと伝えられている。
※wiki
盛岡城 アクセス
東日本旅客鉄道(JR東日本)・IGRいわて銀河鉄道盛岡駅から盛岡都心循環バス「でんでんむし」左回りで約10分、盛岡城跡公園下車、徒歩すぐ
盛岡城 スタンプ設置場所
岩手県盛岡市 プラザおでって2階観光文化情報プラザ、もりおか歴史文化館
石川啄木と宮沢賢治
岩手県で最初の中学校として設立された盛岡中学校(現在の盛岡第一高等学校)では、石川啄木(1886-1912)と宮沢賢治(1896-1933)が青春時代を過ごしていました。
石川啄木
盛岡城跡公園(岩手公園)には、石川啄木の歌碑があります。
不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心
学校を抜け出し、不来方城跡の草むらに寝転んで空を見ていると、将来への野望、不安、焦燥が渦巻く十五歳の魂が、澄み切った空に吸われていってさまざまな葛藤が清められるようだ。
※知恵袋
宮沢賢治
岩手公園には宮沢賢治の詩碑もあるのですが、宮沢賢治といえばやはり雨ニモマケズを思い出す人が多いのではないでしょうか。雨ニモマケズの詩碑は花巻市桜町4丁目 羅須地人協会跡にありますので、ぜひこちらにも足を運んでみてくださいね。
宮沢賢治童話村
宮沢賢治童話村は、ジョバンニや又三郎、山猫がでてきそうな賢治童話の世界で楽しく学ぶ楽習施設です。
宮沢賢治童話村も絶対に行きたい場所の1つです。Twitterで大きな話題となった場所ですね!
といまいちピンと来ない人がいるかもしれません。
しまったなぁ・・宮沢賢治童話村のライトアップは先週末で終わりだったか。今年も行こう行こうと思ってたのだけどもタイミング合わずで。まあまた来年もやるでしょうし、次回に期待で。岩手はちと遠いかもですが行く価値あるですよほんと。#宮沢賢治童話村 #Distantworlds_sb pic.twitter.com/26FtJxfX66
— しめ鯖@コミティア126当選 (@zz_saba) 2018年10月9日
Twitterで見たことある!と思った人も多いのではないでしょうか。めちゃめちゃ綺麗です…!
童話村の森ライトアップ2018・イーハトーブフェスティバル2018は、平成30年7月27日(金曜日)から10月7日(日曜日)まででしたので、今年はもう見ることができません。
イーハトーブフェスティバルは宮沢賢治生誕120年記念し2016年より開催されています。是非来年以降も開催してほしいです…!!
ちなみにイーハトーブとは、宮沢賢治による造語で、賢治の心象世界中にある理想郷を指す言葉です。素敵な言葉です。