【100名城】北条五代の礎と難攻不落と名高い小田原城【神奈川県】

小田原城は北条氏直、北条氏政ら北条氏の本拠地として有名ですが、代々鎌倉幕府の執権をつとめた北条氏（北条時政や北条政子など）とは遠い血縁関係ではあるようですが、ほぼほぼ無関係で、区別をするために小田原城主のほうは後北条とも呼ばれます。

小田原合戦
豊臣秀吉が天下統一の仕上げとして数十万の大軍を率いて小田原城を総攻撃した。小田原征伐と呼ばれるこの戦いにおいて秀吉は圧倒的な物資をもって取り囲むとともに別働隊をもって関東各地の北条氏の支城を各個撃破（八王子城や山中城など）し、篭城戦によって敵の兵糧不足を待ち逆襲しようとした北条氏の意図を挫き、3か月の篭城戦の末ほとんど無血で開城させた。

ちなみに北条方の支城の１つである忍城（埼玉県）は石田三成、直江兼続、真田昌幸・信繁らによる水攻めに負けることなく（利根川の水量が少なかったのと、三成が築いた石田堤が豊臣側で一部破壊が起きたことで豊臣方に溺死者が出た）、小田原城開城により降伏した北条氏長の説得によってようやく開城した。

山姥切国広
山姥切国広（やまんばぎりくにひろ）は刀工・堀川国広作の日本刀です。山姥切長義の写しとして作られた刀です。

刀剣乱舞では写しということにコンプレックスを抱く山姥切国広のことを、コンプレックスこじらせ系打刀と紹介しています。（公式）
極になったことで、自身と向き合い、コンプレックスを克服した結果、頭から被っていた布を外した姿となります。

北条五代
伊勢宗瑞（後の北条早雲）、北条氏綱、北条氏康、北条氏政、北条氏直