続100名城

【続100名城】コシャマインの戦い縁の地 志苔館と勝山館【北海道】

100名城シリーズが完結したので次は…

続日本100名城です!!

100名の選定委員によって選出されたのですが、公平性を保つため100名城の選定基準は以下の三つを基準に選定されたものでした。

  1. 優れた文化財・史跡であること
  2. 著名な歴史の舞台であること
  3. 時代・地域の代表であること

この基準に加えて地域性を配慮し、各都道府県から1城以上5城未満というルールも設けられていたため、本来なら100名城に入って当然のお城も泣く泣く除外せざるを得なかったのだそうです。

そこで生まれたのが続100名城なのです!

とうことで!本日から続100名城シリーズはじまります!

【100名城】アイヌや幕末の地へ!ふっこう割を使おう!【北海道】本日よりシリーズでお届けする100名城観光!第1回目は北海道です!北海道には100名城に指定されたお城が3つもありますよ!...

志苔館

志苔館(しのりだて)は北海道函館市あるアイヌを和人が戦った道南十二館(どうなんじゅうにだて)の一つです。

道南十二館
蝦夷代官として進出した津軽安東氏によって渡島半島の海岸沿いに築かれた拠点のこと。和人領主層の館の総称。アイヌ民族や和人商人との交易や領域支配の重要拠点だった。

志苔館 アクセス

函館バス下海岸線志海苔停留所下車

志苔館 スタンプ設置場所

志苔館入口

上ノ国勝山館

上ノ国勝山館(かみのくにかつやまだて)は、コシャマイン父子を討った武田(蠣崎)信広の本拠地です。

コシャマインの戦い
応仁の乱の10年前に起きた和人に対するアイヌの武装蜂起。アイヌの男性鍛冶屋に小刀(マキリ)を注文したところ、品質と価格について争いが発生し、怒った鍛冶屋がその小刀でアイヌの男性を刺殺したのがこの戦いの発端となる。

この事件の後、首領コシャマインを中心にアイヌが団結し、和人の拠点である道南十二館の内10までを落としたものの、武田信広によってコシャマイン父子が弓で射殺されるとアイヌ軍は崩壊し、最終的には平定され松前藩形成の元となった。

よめにん
よめにん
ゴールデンカムイにマキリが出てきたので知っている人も多いはず!

マキリ
アイヌ語で「小刀」を意味するもので、アイヌ民族によって用いられた短刀。女性用のはメノコマキリ。

上ノ国勝山館 アクセス

上ノ国駅前からバスで4分

上ノ国勝山館 スタンプ設置場所

勝山館跡ガイダンス施設