続100名城

【続100名城】琉球王国の歴史を紡ぐ座喜味城・勝連城【沖縄県】

続100名城、今日紹介するのは沖縄県です!

【100名城】100番目のお城は琉球王国の象徴!首里城!【沖縄県】100名城観光、今日紹介するのは沖縄県です!100名城紹介シリーズついに最後の沖縄県です!...

座喜味城

座喜味城沖縄県中頭郡読谷村にあったグスクです。

築城の名人護佐丸によって赤土の台地に築かれました。

首里城跡などとともに、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコの世界遺産に登録されています。

護佐丸
15世紀の琉球王国の按司。尚氏6代の王に仕えながら晩年に謀反を疑われて自害し、忠節を全うした。

按司
琉球諸島に存在した称号および位階の一つ。

第一尚氏
尚思紹王を始祖とし、7代63年間続いた琉球最初の統一王朝をつくりあげた王家。

座喜味城 アクセス

那覇バスターミナルからバスに乗り座喜味で降車、徒歩で15分

座喜味城 スタンプ設置場所

読谷村立歴史民俗資料館

勝連城

勝連城は沖縄県うるま市にあったグスクです。

阿麻和利
10代目勝連城の按司。妻は第一尚氏王統第6代国王・尚泰久王の娘・百度踏揚。

勝連城最後の城主・阿麻和利は、圧政を敷き酒に溺れていた9代目勝連按司の茂知附按司に対してクーデターを起こし殺害する。

この地方の按司として成り代わり琉球の統一を目論むも、尚氏の重臣であった護佐丸が阿麻和利の監視役として対岸にある中城城に入城してきたため、阿麻和利は護佐丸に謀反の疑いありと讒言し、自害に追い込む。

しかし自らの謀反も発覚し、尚氏の軍勢に敗れた。

なお、阿麻和利の謀反を尚氏に伝えたのは妻である百度踏揚。

百度踏揚
琉球王朝の王女。

勢いを増す阿麻和利を懐柔させるために、父である第一尚氏王統第6代国王・尚泰久王の命によって阿麻和利の妻となる。母は護佐丸の娘。

阿麻和利が王府に対し謀叛を企てていることを知った百度踏揚は、従者の越来賢雄に背負われ父・泰久王へ報告する。

その後、越来城主となった越来賢雄の妻となったが、第一尚氏を滅ぼした尚円王擁立のクーデターの際に越来賢雄が殺され、百度踏揚は弟の元に身を寄せ、若い生涯に幕を閉じたとされる。

勝連城 アクセス

那覇バスターミナルからバスに乗り西原で降車、徒歩で10分

勝連城 スタンプ設置場所

勝連城跡休憩所