健康

前立腺がん生体検査は地獄の痛み!!超恥ずかしい検査入院体験記

こんにちは、旦那ぽんです。
今日も暑いですね~!そんな暑さを吹き飛ばす(?)検査入院のお話です。

それにしても、前立腺の病気なんてお年寄りがなるものだと思っていましたが、いざ、自分にその疑いがかかるとビックリするやらガッカリするやら・・

とにかく、始めましょう。

前立腺がんの前立腺とは?

前立腺は男性特有の臓器です。

前立腺は、尿道を取り囲む状態で膀胱の下にあります。前立腺の一部は直腸に密接しているので、直腸の腸壁越しに指で触ることができます。そのため、前立腺がんの触診は、お医者さんがお尻の穴に指を突っ込んで、ぐいっと触って確認します。

私も一度やられたことがありますが、何の検査かわからず、診察室のベッドでパンツを下ろして待機するように指示されて、言われたままで待っていたら、いきなり指が入ってきて「ぎょえー!」って感じでした。

前立腺がん 診察の経緯

私は、腎臓の手術を受けたことがあり、半年に一度、定期健診を受けています。

担当の先生は、ヤナギー医師(私と嫁にんで勝手に付けたニックネーム)で、ひょうひょうとしたお茶目なおっさんですが、腕は確かな先生です。

その先生が、血液検査の結果を見て

ヤナギー医師
ヤナギー医師
んー・・こりゃイカンな~

PSA検査の数値が上がっている」とのことで「MRI検査をしよう」ということになりました。

MRIとかCTとかって横になっていれば済むのですが、MRIは20分くらいかかるので、いつも途中で寝てしまうんです(笑)防音用のヘッドホンみたいな耳当てをするので、余計にSleepyな環境になるせいかもしれません。この日も、見事に寝てしまい、「終わりましたよ」の声で目が覚めた次第です。

さて、この病院には「読影室」という部屋があり、画像診断専門の先生がいます。その先生が、検査画像を観察した結果を詳細に報告してくれるので、ここをクリアすればセーフです。

さて・・結果は??

見事にクリアです!!

でも、ヤナギーは納得していません。

ヤナギー医師
ヤナギー医師
んー・・

としばらく考えた後、おもむろに

ヤナギー医師
ヤナギー医師
生体検査をしよう!

と言い始めました。

ナニ!?

生体検査って、ハサミとか入れてサンプルを取るんですか??
考えただけでも、痛そうです・・・
でも、がんだったら早めに対応しなければいけないので、検査入院することにしました。

前立腺がん 検査当日

朝、9時に入院して、すぐに点滴が始まりました。9時以降は飲食禁止なので、ひたすらヒマです。当然、昼食も抜き。

午後になって、手術室からお声がかかり、看護師さんと手術室へ。

そこで驚いたのが、手術室の扉って自動ドアじゃないことです。壁のくぼみに足を突っ込んでペダルを踏むと、自動ドアのようにグイーンと扉が開きました。

そこから先は、看護師さんが入れません。手術室のスタッフさんに引き継がれ、手術室の中へはいりました。すると、見慣れた顔のおっさんが、

ヤナギー医師
ヤナギー医師
来た来た

と言いながら、近寄ってきました。

ヤナギーです。

手術室には、ヤナギー以外は全て女性スタッフです。しかも、全員若い!
こんな環境で、下半身すっぽんぽんになるんですか!?

ベッドに横になると、最初に目の前に目隠しが置かれ、両足が台に固定されました。まるで仰向けもされたカエルです。手足を太いマジックテープが付いた固定ベルトで拘束され、まさに手も足もでません。

するとヤナギーは、私の金太郎を持ち上げ「テープで留めようか」と言って、女性スタッフに指示を出しています。

だんなぽん
だんなぽん
あ・・あの・・剥がすときに毛が・・

と思ったのですが、そんなこと言っている場合ではなさそうです。

次にヤナギーは、お尻の穴に何かを入れて、ぐいっと広げました。

だんなぽん
だんなぽん
ええ!?

私は、てっきり尿道から検査をするものだと思ったのですが、そっち??

更にヤナギーは、「針を刺すよ」と言って、「チクッ」と言ってから、麻酔の注射を始めました。

これが最大の難関です。
もう、痛いのなんのって!!

かなり深いところまで刺しているようで、おそらく前立腺へ直接グサグサと刺していると思われます。

その後も、「ハイ、チクッ」と言いながら、何度も刺しつづけてきます。

「刺すよ」と言わないのは、ヤナギーの思いやりだと分かってはいるのですが、それにしても痛い!!

だんなぽん
だんなぽん
にょぉぉおお!

と言いながら、ヘラヘラ笑っている旦那ぽんがいました。どうやら、私は痛さの度が過ぎると笑いが出てくるタイプのようです。

もはや、若い女性スタッフの前で両足を広げてなんて恥ずかしがっている余裕はありません。

チクチク地獄が終わったと思ったら、お尻の穴に何かが入ってきて、トン!と押されるような衝撃がきました。

ヤナギーが「こんな感じだけど大丈夫かな?」と聞いてきました。どうやら、サンプルの採集が始まったようです。これも、チクっと頭に抜ける痛さです。

合計で24カ所も刺されました。

なぜわかるかと言うと、採取したサンプルをヤナギーが女性スタッフに渡すときに、受け立ったスタッフが「○○番です。」と言っていたからです。

無事に検査が終わり、貼り付けられていたテープをベリっと剥がされ、そこでも「痛い!!」と声が・・
そりゃ・・ねぇ・・
ブラジリアン・ワックス脱毛状態ですから、痛くないわけがありません。

かくして、ベッドのまま病室に戻りました。

前立腺がん 検査後

その後、2時間ほど「ベッド上安静」という指示があり、指示が解除されてから、トイレに行ってビックリ!!

検査後にオシッコを溜めておくように言われていたので、備え付けの紙コップに出したところ、「おおおお!!アセロラドリンクが出た!!」と叫びたくなるような見事な赤い液体が!更に、大きい方の時もアセロラがでました。

ビックリして、病棟の看護師さんに報告したら、「2日間くらいはでますよ」と淡々と言われたので、心配なさそうです。

前立腺がん 退院

検査後の翌々日、無事、退院してきましたが、入院と検査で4万5千円程度かかりました。

もし、前立腺の生体検査を行う予定がある人は、全身麻酔にしてもらったほうが良いと思います(多分、却下されると思いますが)。

とにかく、痛いですよ~~~!