こんにちは、旦那ぽんです。
皆さんの地方は、台風はいかがでしたか?
私は、金曜の朝から昨日まで、検査入院しておりまして、テレビやラジオ、インターネットなどは一切、見なかったために世間がどんな状況にあったのかまるでわかりません。
検査入院の話は、いずれご報告するとして、今回は薄毛の原因と対策シリーズの第3弾です。
Contents
喫煙が原因の薄毛
昔から「タバコは百害あって一利なし」と言われるように、喫煙が健康に良くないことは子供でも知っていることですね。
タバコに含まれる有害成分は活性酸素を増やし、老化を進めるだけでなく様々なダメージを与えます。
又、その悪影響は喫煙者本人だけでなく、周囲の人間までも巻き込んでしまいます。
更に、タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させるので末梢の血流を悪化させます。
前回、前々回でも申しあげましたように、髪の毛に必要な栄養成分は血流によって運ばれますから、毛細血管の血行不良は薄毛治療では、あってはならないことなのです。
その上、一酸化酸素も発生するため、頭皮細胞に必要な酸素も不足しますから、頭皮の代謝が低下してしまいます。
血流や代謝が悪くなることによって、髪に必要な栄養が届かなくなると、髪の毛が健康に成長してくれなくなります。
又、喫煙によって頭皮や髪の毛に必要な栄養素であるビタミンやミネラル成分も浪費されてしまいます。
このように、薄毛治療には禁煙は不可欠な条件なのです。
喫煙習慣がある人の薄毛治療は、スイーツが止められないダイエッターと同じくらい、ありえない行為だと自覚して下さい。

冷え症が原因の薄毛
冷え症も薄毛の原因となります。
こちらは、女性に多いタイプの薄毛です。
人間の体温は、通常ですと36℃~37℃台に保たれているのが健康な状態です。
しかし、女性の場合は平熱でも35℃程度しかない人が多いようです。
体温が低いということは、人間の身体は体温を温存するために血管を収縮させてしまいますから、血流の悪化につながります。

血流が悪くなると、前項で説明したように身体の末端まで血液が行き届かなくなってしまいます。
髪の毛に必要な栄養や酸素は血流によって運ばれますから、血流が悪くなると頭皮の毛細血管に栄養が行き届かなくなって、髪の毛が不健康な状態となります。
次第に髪の毛はハリやコシを失い徐々に細くなっていき、最終的には抜け毛を発症するのです。
通常の脱毛なら休止期を経て次の発毛が始まるのですが、栄養不足になった毛根は長い休止期にはいるため、新規の発毛までに時間がかかったり、最悪の場合は新しい髪の毛が生えてこない事もあるのです。
その他にも、肌に栄養が行き渡らなくなってカサカサになったり、老廃物を排出できずに身体がむくみやすくなったりします。
ですから、特に女性の薄毛は、冷え性を治療することで改善する可能性は十分にあります。
女性が冷え性になる原因には以下のようなことが考えられます。
・食事制限などの行き過ぎたダイエット。
・スイーツなどによる糖分の摂りすぎ。
・クーラーが効きすぎた部屋で長時間過ごしている。
・生理による鉄分不足。
・締め付けが強い下着や洋服を身に着けている。
・自律神経の乱れや甲状腺疾患などの病的要因。
・運動不足による筋肉の減少
・ストレス
これらの原因を解決していけば、冷え性が改善されると思われます。
つまり、1日40分程度のウォーキングやヨガ、ストレッチなどの軽めの運動をして筋力を維持して代謝を上げることや、首の後ろをストールやスカーフで温めること、30~40℃のぬるめのお湯で30分以上の半身浴をすることなどを行う事で血行が良くなりますから、冷え性は改善されていきます。
又、食生活にも注意が必要です。
きゅうり、ナス、トマト、レタス、きゃべつ、ほうれん草、オクラなどの夏野菜は身体を冷やす効果があると言われています。

これらの野菜を見て、女性の方は何か気が付きませんか?
そうです!
ダイエットに効果があると言われているグリーンスムージーに使われている原材料にも身体を冷やす野菜が多いのです。
ですから、ダイエットに気を取られてグリーンスムージーばかり飲んでいると、冷え性は進行してしまうのです。
逆に、タマネギ、ニラ、にんにく、ネギ、生姜、ダイコン、ハクサイ、ニンジン、唐辛子などの冬野菜は身体を温めるものが多いので、積極的に摂るようにしましょう。
又、栄養素では、糖質を燃焼させてエネルギーに変換してくれる作用があるビタミンB1や血行を良くして身体を温めてくれるビタミンEなども積極的に摂りたいものです。
食品で摂取しにくければ、サプリで代用しても効果は期待できます。
理想的な体温は、体内酵素が最も活性化する36.5℃と言われています。
酵素は食事で摂取した栄養を分解したり、新たな細胞を作り出したり老廃物を排外へ排出するなど、人間の生命活動に大きく関与しています。
薄毛を改善したいのなら、36.5℃を意識して冷え性の改善に努めましょう。
真面目・神経質による薄毛
真面目な人は手を抜くことを嫌います。
神経質な人は、小さなことも気になります。
いずれの性格の人も、普通の人よりもストレスを受けやすいタイプです。
ストレスを受けると、自律神経が緊張して交感神経が優位になります。
すると血管が収縮して血流が悪くなります。
血流が悪くなると薄毛になるメカニズムは、これまでの説明でお分かりですね。
このような人は、気を大きく持って余裕のある精神状態をキープすることが第一です。

最後に
いかがでしたか?
全3回の薄毛講座でしたが、少しは参考になりましたか?
明日からは、昨日まで体験した検査入院記をお送りする予定です。