今日も、朝から放射線治療です。
朝の7時30分に家を出て車ででかけるのですが、今週から新学期が始まったため、生徒さんの通学時間と重なります。
4月といえば、暦では春ですが、まだまだ季節が安定していません。
今日は暖かくなりそうですが、明日は雨が降り、気温も5度程度までしか上がらないようです。
そこで、温かい今日の内に以前から気になっていたビワの植え替えを行いたいと思います。
種から育ったビワ
私は、幼少期からビワが好きでした。
食材が豊富になった現代では、特に美味しいと感じる果物ではありませんが、スナック菓子や果物の種類が少なかった「東京オリンピック」を育ってきた年代には、スペシャルなオヤツだったのかもしれません。
そんなイメージが残っているせいか、スーパーへ買い物へ行くと、ついビワに熱い眼差しを送っているようです。
そのたびに、嫁にんが「買う?」と聞いてくれますが、嫁にんは全く興味の対象ではないようなので、買わずに帰ってきます。
しかし、昨年、たまたま気が向いたので、1パック買ってもらいました。
嫁にんは、種が大きいのが好きではないのか、積極的には手を出しません。
結局、私が全部食べました。
あまり甘くないロッドでしたが、久しぶりのビワだったので、懐かしくいただきました。
残った種
食べ終わった後に残ったものは、存在感溢れる『種』です。
東京オリンピック世代の性(さが)なのか、そのまま捨てる気になれません。
嫁にんに見つかると怒られるので、こっそりと庭のプランターに埋めてみました。
それが、芽を出し、10か月ほどで、ここまで育ちました。
ここまで、大きくなったらプランターでは狭すぎます。
ちょうど、余っている衣装ケース(台所排水管詰まり事件で発見されたもの)があったので、プランター代わりに使う事にします。
植え替え
衣装ケースの底に、ドリルで排水用の穴をあけていきます。
1センチのドリル刃で、適当に開けました。
次に、ゴロ土を5センチくらいの深さになるように敷きました。
その上から、昨日、カインズホームで買ってきた「プランターの土」をドバーっと逆さにしました。
衣装ケース1個あたり、プランターの土を1.5袋入れました。
そして、いよいよビワさんたちの御引っ越しです。
適当に穴を掘って、ポンポン入れていくつもりでしたが、嫁にんの指示が飛んできます。
ちょっと密集していますが、取りあえず、植え替えを終わることができました。
ビワの効能
ビワは果実をいただくことしか知りませんでしたが、ビワの葉をお茶として飲むと様々な効能があるようです。
特に驚いたことは、20ヶ国以上で『がん治療薬』として使われている「アミクダリン」を含んでいることです。
その他にも、サポニン効果で血行改善や解熱作用があったり、クエン酸効果で疲労回復や美肌効果、更には嘔吐抑制、咳止め、去痰、殺菌、抗ウイルスなど、数多くの効果・効能が期待できるのだそうです。
ビワ葉は、7~8月の間に葉を採取して葉の裏の産毛を取り除いて乾燥させます。
それをやかんに水1リットルに対して大さじ1~2杯入れて、とろ火で7~8分ほど煎じればOKです。