予防注射の季節
毎年、4月になると狂犬病予防注射のお知らせハガキが届きます。
空(くう:愛犬)は、毎回、役所の集団注射にでかけます。
この時期は桜がキレイなので、以前は予防接種の会場まで、散歩がてら徒歩ででかけていました。
しかし、年に1度とは言え、何年も繰り返しているうちに、空なりに「あっちの方角は鬼門だ」と察知するようになったのか、途中で拒むようになりました。
そこで、ここ数年は、車で連れていくことが多くなりました。
喜んで乗車
空は子犬の頃から車に乗せて出かけていたので、車に乗るのが大好きです。
愛車のデミオ君の後部座席には、犬用の座席用ハンモックが常設してあるので、リアのドアを開けると、空はハイテンションになって前足をシートに乗せて待機です。
若い頃はそのまま飛び乗っていたのですが、もう高齢犬なので、これが抱っこして乗せてもらうのを待つ時のポーズとなりました。
リアシートに乗せると、いつものお決まりの姿勢!!
運転席と助手席の間から身を乗り出して、進行方向をしっかりと見据えます。
注射会場にて
予防注射の実施会場は、ワンちゃんにとって、 不穏な空気が漂っているのでしょう。
駐車場に入ると、毎回、空は「え?」という顔をします。
いつもは、車から降ろすときに腕に飛びついてくる空が、妙に消極的になります。
車から降ろしてリードを付けても、しっぽが下がっています。
リードを引いても、なかなか歩いてくれません。
特に、先客が「きゃいーーん!」と悲鳴を上げていると、一層、ビビります。
受付(問診)をしている間に、ガクブルが始まりました。
柴犬のシバリング!!
完全に足が止まり、踏ん張っています。
会計まで、無理やり引っ張っていきました。
お金を払っている間も、リード越しにガクブルの振動が伝わってきます。
可愛そうというよりは、笑ってしまいます。
いざ!注射!!
会計が済んで、領収書と証明書を受け取り、隣へ移動!
すると、犬のトリマーさんが使うようなステンレス製の台があり、そこへ空を抱いて乗せました。
いつも、ここまでくると観念するのか、空はいつもおとなしいです。
じっと、お座りをしたままです。
獣医さんに背を向けた状態で座り、私が正面から左脇に空の頭を抱えると、ガクブルが収まって、そのまま注射をさせてくれます。
獣医さんが「ちょっと、チクっとしますよ」と言って針を刺しても、空は微動だにしません。
「キャン」とも何とも言わないので、淡々と終了します。
毎年のことなのですが、ここが不思議なところです。
前フリでビビリ尽くしたのでしょうか?
いずれにせよ、手間がかからない、お利口さんです。
終わったら、意気揚々!
しっぽも上に上がって、くるんとしています。
お疲れさん!!

とりあえず、今日は立派にお勤めしたので、褒めてあげましょう!!
かかった費用は、3,300円でした。
役所に登録していないワンちゃんの場合は、プラス3,000円の登録手数料が必要になります。
料金は、お住まいの市区町村によって異なりますから、この金額は、一応の目安と考えて下さい。