健康

【前立腺がん】PSA100以上!ステージ4から復活した男の話

今日は、前立腺がん「ステージ4」と診断された人が見事に復活した実話です。

いつも会うオッチャン

前立腺がんの放射線治療は、約2か月(全30回)もかかるので、ほとんどの人は毎日同じ時間に予約を入れています。
ですから、毎日、待合室で過ごす患者さんは同じ顔触れになります。

しかし、私は内向的な性格なので、自分から話しかけることは滅多にありません。
そんな私に対して、いつも「おはようございます」と挨拶をしてくれるオッチャンがいます。
私にも社会的適合性はありますから、挨拶をされれば「おはようごさいます」と返すくらいのことはできます。
でも、そこから先の会話はありません。
なぜなら、私はノートパソコンを膝の上に置き、このブログを書いていますので、他人に話しかける隙を与えないからです。
ところが、この日のオッチャンは違っていました。

パソコンを打っている私の隣に座って、グイグイと話しかけてくるのです。

グイグイくるオッチャン

オッチャン
オッチャン
私、今日で終わりなんですよ
だんなぽん
だんなぽん
おおっ!
それは、おめでとうございます。

「なるほど、それでテンションが上がって口が軽くなっているのですね~」と思いながら、適当に相槌を打っていました。
「この流れでいくと、次は病気の話になるな」と考え、こう切り出しました。

だんなぽん
だんなぽん
どちらが悪いのですか?
私は前立腺がんなんですけれど・・・

男性としては言いにくい個所だと思いますので、私が先に切り出しました。
すると、おっさんは、堰を切ったように怒涛のトークを始めました。
おっさんも前立腺がんで、放射線治療開始が1月だったそうです。

だんなぽん
だんなぽん
てことは、私よりも先輩なんですね

話しを進めていくと、オッチャンは私の家の隣の駅が最寄りの様で、放射線治療でこの病院へ来る前にかかっていた病院は、私と同じだったとの事です。
更に話を聞くと、担当医も私と同じ「ヤナギー医師」だったのです。

だんなぽん
だんなぽん
奇遇ですな~

そもそも、オッチャンは家族に夜間の頻尿を心配され、泌尿器科を受診したそうです。
通院生活は、3年にも及ぶそうです。
そのオッチャンの口から、驚愕の事実を明かされました。

オッチャン、驚異の数値!!

オッチャン
オッチャン
わたしゃ、PSA検査で100以上の数値が出たんですよ

あまりの数値の高さに

だんなぽん
だんなぽん
ひゃ・・ひゃくいじょう・・・
それって、結構、進んでいますよね・・

としか、言葉が出ませんでした。
その時の本音は、不謹慎ですが「いつ亡くなっても不思議じゃないのでは!?」と考えていました。

【PSAとは?】
PSAとは糖蛋白の一種で、前立腺のみに存在します。
OSAは健康な男性の血中にも、ごくわずかですが存在しており、血液検査で数値を測定することで「腫瘍マーカー」として利用されています。
ちなみに、PSA値と前立腺がんの確率は以下のようになっています。

PSA(ng/mL) 確率
0~2 1%
2~4 15%
4~10 25%
10以上 50%以上

ちなみに、私の場合は4~6の間で上下していましたが、1回だけ10をオーバーしたことがあり、ヤナギー医師が検査入院を勧めてくれたおかげで、初期の前立腺がんが発見されたのでした。
そのPSA値が100を超えているのですから、自分で言うにも何ですが、不謹慎なことを考えるのも無理はないと思います。

よめにん
よめにん
ちなみにPSA検査は、病院で1,500円程度で受けることができます。
だんなぽん
だんなぽん
通販などで検査キットを購入することができますが、価格は11,880円(税込)と、なかなか高価です。

さらにオッチャンは、こう言いました。

オッチャン
オッチャン
「ステージ4と言われたんですよ」
だんなぽん
だんなぽん
え?ぇえええ!!??

ステージ4と言えば、最近、元アイドル歌手の方がステージ4と公表して入院、手術を受けているのはニュースでご存知だと思います。
彼女も言っていましたが、ステージ4とは『余命を気にするレベル』なのだそうです。

ちなみに、がんにおけるステージの定義は、以下のようになっています。

ステージ 定義内容
0期 がん細胞はリンパ節に転移しておらず、上皮内に留まっている。
1期 がんが上皮を突き破っているが、筋肉内に納まっておりリンパ節へは転移していない。
2期 がんが筋肉層を突き破り、リンパ節へ転移しかけている。
3期 がんがリンパ節に転移している。
4期 がんが他の臓器に転移している。

このように、がんのステージは0~4まで定義付けされていますが、ステージ5はありません。

だんなぽん
だんなぽん
末期じゃん・・・

ハッキリ言って、ショックでした・・・
でも、オッチャンは言いました。

オッチャン
オッチャン
放射線治療とホルモン剤注射で、数値が0.5まで下がったんですよ!
だんなぽん
だんなぽん
ええ!?
なんですと!!

なんと!
オッチャンのPSAは、私よりも低くなっていたのです。

オッチャン
オッチャン
私は、今、70歳ですけれど、先生は「90歳までは生きられるように治療していきましょう」と言っているんですよ

という、頼もしい言葉が返ってきました。

がんでなくても、90歳ころには『お迎え』が来るわ!!
と、思いましたが、とりあえずオッチャンの人生ががんに左右されることはなさそうです。

だんなぽん
だんなぽん
ほっとしたのと同時に、自分の治療にも前向きな気持ちが芽生えてきました。