昨日は久々に気が向いたので、毎朝、放射線通院の待ち時間にこの文章を書いているノートパソコンに手を加えてみました。
ネット用パソコンは低スペック?
私が、この文を書いているパソコンは、ASUSのX200Mというノートパソコンです。
購入した動機は、軽くて持ち運びが楽なパソコンであることです。
スマホでテザリングをしようと思ったことがきっかけで、当時のOSはWindows8でした。
Windows8は、私の35年のパソコン歴の中で一番、使い勝手が悪いOSでしたので、Windows8.1、10と公開されるたびに、率先してアップグレードしていました。
しかし、Windows10をインストールした途端、起動が遅くなり動作がモッサリとしてきました。
このモデルは、インターネット専用のモバイル機のせいか、コンパクトかつ軽量を目指しているモデルのようで、スペックはよくありません。
電源を入れても、しばらくHDDを読み込んでいるカラカラとした音が継続しています。
HDDが遅いのか?
何とか、我慢して使っていましたが、SSDを購入し起動ドライブを丸ごとコピーして、いつでも換装できる体制は整えてありました。
【HDD丸ごとコピーの手順はコチラ】

でも、ノートパソコンはデスクトップのように簡単にばらすことができないので、なかなか手を出せずにいました。
しかし、昨日は気候が良くなってきたせいか、気分が乗ったので重い腰を上げることにしました。
パソコンをバラす
嫁にんがモンハンの「マム・タロト」に出かけている横で、地味に精密ドライバーを片手に愛用のX200Mをひっくり返しました。
外すネジは全部で9カ所、そのうち2本はゴム足(両面テープで固定)を剥がすと現れます。
それぞれのネジは、かなりキツく締められているので精密ドライバーではなく、通常の「+ドライバー」の先端が細い物のほうが良いと思います。
長いネジが3本と短いネジが6本あるので、長いネジがどこに使われていたか目印を付けておくといいでしょう。
全てのネジを外したら、本体の蓋と底の間にクレジットカード(期限切れのものにしましょう)を差しこんでいくと、パカっという感じで中の爪が外れます。
私の場合は、フロント側に4枚刺しこんだ時点でパカっと外れました。
くれぐれも、中の爪を折らないように、丁寧かつ慎重に行ってください。
これだけで、上蓋が外れるのですから、このパソコンは簡単に分解できる部類だと思います。
今回バラしているASUSの他にDELLとFUJITSUのノートパソコンもSSDを換装しましたが、どちらもそこのネジを外してからキーボード部分をハズして、更にネジを外していくという段階を踏まなければなりませんでした。
それに比べれば、このX200Mは、非常に簡単にバラせました。
キーボード部分(上蓋)を外すと、こんな感じです。
この状態で、HDDにアクセスできるので、とても楽ちんです。
HDDを固定しているネジ4本を外します。
HDDがフリーになるので、タグを引っ張るとHDDを取り外すことができます。
HDDを外したら、両横に付いているマウンターのネジを外して、新規導入するSSDに取り付けます。
更に旧HDDに貼り付けてあった引き抜き用のタグと防振用のクッションを剥がしてSSDに貼りつけます。
その後、SSDをパソコンに取り付け、マウンターのネジを4本締めて換装が完了です。
ちゃんと起動し、デスクトップが表示するのを確認したら、Windowsをシャットダウンします。
その後、本体とキーボード部分(上蓋)をはめて、裏蓋のネジを締めれば完了です。
X200Mでも速くなった?
今回取り上げた、ASUS X200MはCPUがセレロン2.16GHz、メモリーが4GBなので、明らかな低スペックパソコンです。
以前に換装したDELLのデスクトップ(Core i5)のような感動的な速さまでは改善されませんでした。
それでも、起動から安定するまでの時間は、圧倒的に改善されたので、SSDに換装して正解だったと思います。
何よりも、持ち運び専用機なので、HDDが無くなったことが最大の安心ポイントです。
ネットと文章だけなら、充分なパソコンに蘇りました。