昨日、愛車が車検から戻ってきました。
今日は、その間にお借りした代車から始まったお話しです。
Contents
最近の軽自動車は広い
愛車は、マツダのデミオです。
現行よりは古いですが、それでも街中で一番よく見かけるモデルです。
ウチより先代は、社用車のようなデザインで好きではありませんでしたが、モデルチェンジをして、一般的なコンパクトカーのルックスになりました。
ウチではモデルチェンジした直後に購入したので、今回の車検で10年以上、乗ることになります。
ちなみに、私がデミオを選んだ最大の理由は、マニュアル車で一番安かったことです。
さて、デミオ君をディーラーに預けて、代車に乗って帰ります。
いつもは、同じデミオを用意してくれるのですが、今回は、流行りの軽ワゴンでした
軽(自動車)か・・
と、上から目線が初対面の印象です。
軽自動車(以後、軽カーと略します)というと、昔、弟が乗っていた「ホンダZ」の印象が強く、「狭い・うるさい・馬力がない」という印象しかありませんでした。
40年も前の車だから、仕方がなかったのかもしれません。
ところが、運転席に座ってビックリ
視界が広い!!
ハッキリ言って、デミオ君よりも数段上の解放感です。
感動です!!
いざ、走り出すと、昔の軽カーのようなうるささは微塵もありません。
軽カーの認識が、180度変わりました。
このレベルなら、街中の走行なら何も不自由は感じないでしょう。
しかも、CVTなのでギヤチェンジ時も違和感がありません。
あまりの感動に、自宅にいる嫁にんに「代車でドライブしよう!」とLINEを送ったほどです。
鋭い嫁にん
一旦自宅へ戻り、嫁にんを乗せて出発!
デミオよりも眺めが良い!!
と、得意満面の私に一言!
肘が当たるよ
私の方はハンドルを握っているので肘は伸びた状態だったために気が付きませんでしたが、腕を下した状態の嫁にんは、ドアの肘掛部分が当たるそうです。
意外な指摘に、信号待ちで停車した際に腕を下ろしてみると、確かに肘が当たって窮屈です。
そう思った私は、代車を返却する際、整備士さんに、「これ以上車幅が広い軽カーはありますか?」と聞きました。
すると、「軽カーには規制があって、この車(代車)が限界なんですよ」という悲しい答えが返ってきました。
最後に価格を聞いてビックリ!
ウチのデミオ君より高いのです。
そんな話の中、整備士さんが体験談を話してくれました。
整備士さんの貴重な話
整備士さんも、以前にデミオから軽カーに乗り換えたことがあり、ローンの支払いが毎月5千円増えたと教えてくれました。
更に、車を買い替えるタイミングについても、アドバイスを下さいました。
長くなるので、要点を箇条書きにします。
【整備士さんのアドバイス】
・今の車は10年・10万kmは乗れるようにできている。
・その頃に、金額が大きい故障が発生したら、買い替え時!
んで、その理由は?
【整備士さんの説明】
・自動車は、何万個の部品でできているが、そのすべてが同じタイミングで壊れるわけではない。
・ひとつの部品が壊れるタイミングは、他の部品も寿命を迎える時期である。
・しかし、すべての部品は同時に壊れる確率は少ないので、1か所壊れて直しても、すぐに他の箇所が故障する可能性は大きい。
具体例として、こんな話をしてくれました。
テレビを買い替えたら、今度は洗濯機が・・・
というように、10年くらい経つとあちこちガタがくるんです。
更に、整備士さんは自身の愛車についての話もしてくれました。
【整備士さんが車を買い替えたきっかけ】
・ギアの調子が悪くなり、修理したら7万円かかった。
・7万円かけて直した翌年に、エアコンが壊れて8万円かかるといわれた。
せっかく、7万円かけたのだから、今回の8万円も仕方がないと決断した。
・その後、パワーステアリングの故障で20万円かかるといわれた。
そこで、整備士さんは考えたそうです。
でも、私は20万円だしてパワステを修理しても、他の部品も傷んでいるはずだから、次に故障がくる可能性は高いと思いました。
だったら、次の車の頭金にしよう。
冷静に話を聞いていると、ごもっともな意見です。
現在、ウチのデミオ君は、ギアチェンジの際にクラッチが「ギィ」と鳴ります。
修理には7万円かかるそうです。
整備士さんが、「クラッチが滑っていなければ、そのまま乗っていた方が良いですよ」と言ってくれた理由がわかりました。
最後に、整備士さんは、こう付け加えました。
コチラは壊れた部品を交換しただけなので、新車の状態に戻したわけではありません。
他の箇所も、同様に壊れる可能性は高いです。
こんなこと、お客さんには言えませんけれどね・・