スライドパッドが止まらない!?
リングマウスの接続は成功しましたが、肝心の問題が解決していません。
ノートパソコンのタッチパッドが稼働しているのです。
Windows7までは、ドライバーを使用しないという選択ができたのですが、Windows10になってからはデバイスマネージャーからの選択ができません。
そうかと言って、ノートパッドのオリジナルドライバーを削除するわけにはいきません。
何とかして、このドライバーを削除することなく、使用不能にする方法はないものか?
ネットを見ると、「ノートパソコンのタッチパッドを使わなくする方法」がいくつもヒットしました。
その手順は、以下になります。
①Windowsアイコン(画面の一番左下)をクリック。
②設定(歯車マーク)をクリックし、「Windowsの設定画面」を開く
③「デバイス」をクリックし「Bluetoothとその他のデバイス」をクリック
④表示されたデバイスの中から、「タッチパッド」をクリックする
⑤タッチパッドの選択項目の中から「関連する設定(追加の設定)」をクリック。
⑥「マウスのプロパティ」が開くので、「デバイス設定」をクリック。
⑦「USBマウス接続時に内臓ポインティングデバイスを無効にする。(U)」にチェックを入れる。
⑧OKをクリックして完了。
通常のWindows10パソコンは、コレでイケるはずです。
デバイス設定がない!?
とばかりに、意気込んで操作しましたが、「マウスのプロパティ」が開いても、「デバイス設定」がありません。
これでは、タッチパッドを無効にできない!
他のサイトを見ても、マウスのプロパティからUSBマウスを接続時に内臓ポインティングデバイスを無効にする方法しか説明されていません。
オリジナルのドライバーを削除するか?
そんな考えも頭をよぎりましたが、それもかなり危険な決断です。
これでは、せっかく買ったリングマウスも、本来の目的(ノートパソコンのタッチパッドを使わない)を果たせません。
そんな悲しい気持ちでノートパソコンを見ていると、デスクトップパソコンに無くてノートパソコンにあるものを発見しました。
それは、キーボードの左下にある「fn」と書かれたキー(ボタン)です。
fnキーで解決!!
「FN」や「Fn」など大文字や小文字表記が混在していますが、ノートパソコンの場合、通常のキーが白い刻印で、このキーだけ青の刻印(□で囲まれているものもアリ)というように、文字入力以外の目的と思われるキーです。
このキーは単体で押しても機能しませんが、プラス別のキーを押すことによって機能を割り当てられているものなのです。
多くの場合、キーボード最上部に配置された「F1、F2・・」という「Fキー」と組み合わされているので、それらが割り当てられていれば、Fキーのデザインに合わせて青の刻印になっているなどの工夫がされています。
ただし、「ディスプレイを明るくする(暗くする)」や「音量を上げる(下げる)」などのような文字の刻印はありませんので、端から試してみるしかありません。
「fnを押しながらF1」「fnを押しながらF2」・・と続けて行ったら、ありました!!
このパソコン(ASUS X200M)の場合は、「fn + F9」が内蔵スライドパッドのON/OFF切り替えになっていました。
これを覚えていえれば、リングマウスの充電が切れても安心です。
と思ったのですが、起動がモッサリと重い件が残っていました。