今日も銀行の話ですが、ちょっと内容が違います。
カードローンの話ではありませんので、あらかじめご了承ください。
銀行員さんはお年寄りの見方!
「オレオレ詐欺」やら「振込め詐欺」など、年寄りを狙った犯罪は多いですね。
そんな時に、守ってくれる最後の砦となってくれるのが、銀行員さんです。
ATMを使って大金を引き出したり、不安そうな行動をしているお年寄りがいれば、声をかけて犯罪被害に遭う前に助けてくれるのは、銀行員さんしかできません。
しかし、今日はちょっと違っていました。
ここからは、実家の両親と私が体験した、実際のお話しです。
休眠口座のクレジットカード発掘!!
私の両親は、高齢ですが健在です。
母親は元気ですが、父親は外出が不可能な状態です。
その母親から、先日「見知らぬ請求書が来ているんだけど・・」と相談がありました。
と言って見てみると、クレジットカードの引落通知でした。
その内容は、現在は使われていない父親のパソコンにインストールしたことがあるウィルス対策ソフト(5年契約)の自動延長による引落しでした。
両親のクレジットカードは、ほとんどネット通販に使っていました。
しかし、父親が高齢でパソコンが使えなくなったので、不正利用の防止のために全て解約したはずでした。
それよりも、どうしてクレジットカードが残ってんの!?
それから、クレジットカードの大捜索です。
すると、キャッシュカードの右下に「VISA」のマークを発見!!
クレジット一体型のキャッシュカードだったのです。
でも、オヤジが歩けないから、オフクロが代理で行かないとだめだね。
とアドバイスしました。
老婆!返り討ち!!
今まで、母親は何度も「ゆうちょ銀行」へ出かけては、父親の代わりに手続きをとっていました。
いつも、委任状とマイナンバーカードを持っていけば、ゆうちょ銀行の人が丁寧に対応してくれるから、今回も大丈夫と言って、朝から出かけていきました。
数時間後、帰宅した母親は「本人が来ないと解約できないと言われた」とガッカリしていました。
話しを聞き「本人が動けないんだから、どうすりゃいいんだよ!」と半ギレになった私は、問題のキャッシュカードを受け取りました。
裏面を見ると、カードの発行会社の電話番号が記載されています。
この銀行は三大都市銀行と言われるほど大手なので、カード会社も銀行の系列会社でした。
大手銀行ならではのタライ回し!
同じ銀行グループでも別会社だから、こっちへ連絡しなければいけなかったんだ
そう思い、電話(フリーダイヤルではありません)を掛けると、なかなかつながりません。
ガイダンスの指示に従い、ボタンを押して待つこと20分!
やっと、オペレーターさんにつながりました。
そこで、オペレーターさんに、以下の内容を伝えました。
・クレジット機能付きキャッシュカードのクレジット部分の解約をしたい。
・銀行へ手続きに出かけたが、カードの名義人が高齢なので代理人に行かせたところ、断られた。
・カード裏面に御社の電話番号が記載されていたので、そちらへ電話した。
すると、オペレーターさんから「そのカードは銀行の方で管理しているので、こちらでは承れません」という、まさかの返事!
と文句を言いたくなりましたが、「大手銀行ならではのシステム」と無理やり納得して我慢しました。
オペレーターさんが、「コールセンターの電話番号を申し上げますから、そちらへかけ直してください。」と言うので、電話番号をメモしてかけなおしたのですが、こちらもなかなかつながりません。
いくら、専門学校の授業がが春休み中な旦那ぽんでも、40分も電話待ちするほどヒマではありません。
とヒラめき、母親に通帳を出してもらいました。
通帳に記載されている電話番号へ連絡すると、ここもガイダンスが流れるコールセンターです。
支店の電話番号じゃないのかよ!!
イライラしながらも、待つ間に両親に「この口座、まだ使っているの?」と聞いたら、「全然、使っていない」という返事でした。
いくら残っているか確認して
と言って、母親に通帳を返すと、母親は「一、十、百、千、万・・」と数え始めました。
休眠口座じゃないの??
いくら残金があるのか聞いてみると、なんと170万円!!
休眠口座に170万円だぁ??
そんな金銭感覚じゃ、サギもウハウハじゃん!!
驚くやら、呆れるやら・・
そんな会話をしながらも、コールセンターの順番待ちをする旦那ぽんでした・・