クレジットカード

【クレジットカード】ライフスタイルに合ったブランド選びが大切

クレジットカードは、どれも同じではない

すでにクレジットカードを持っている人は、どのようなきっかけでカードを作りましたか?
必要に応じて作った人もいるでしょうし、ショッピング時に勧誘されて入会したという人もいるでしょう。
又、ポイントプログラムに惹かれて利用を開始した人も多いと思います。
そんなことを繰り返しているうちに、クレジットカードがどんどん増えているなんて人もいるのではないでしょうか?
又、初めてクレジットカードを作るという人は、どのカードを選べばいいのかが分からないと思います。
これからカードを作る人、すでに数枚持っている人を問わず、この機会にクレジットカードについて考えてみませんか?

クレジットカード=社会的信用証明とは限らない

海外では、クレジットカード決済が主流な国が多く、現金で支払いをすると異様に思われることがあるそうです。
確かに「クレジット=信用」という意味なので、信頼できる人しかクレジットカードは持てませんが、特にクレジットカード先進国であるアメリカでは、日本のように簡単にクレジットカードを作ることはできないからなのです。
ですから、クレジットカードがステータスシンボルとして通用するわけで、アメリカでドル決済ができるクレジットカードを作るためには「社会保障番号」で管理された環境で育てられたクレジットヒストリーが不可欠と言われています。

一方、日本では現金決済が主流で、クレジットカードを作る場合もほとんどが販売店などの「提携カード」なので、簡単に作ることができます。
従って、日本では一部のカードを除いて、クレジットカードで高ステータスの証明にはららないのです。
それどころか、日本ではクレジットカードが、個人のステータスを下げることもあります。

クレジットカードが信用審査の妨げになる!?

以前に、カードやローンの審査には「属性」と「信用情報」の両面から評価されるとお話ししましたね。

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これらの審査において、クレジットカードの所有枚数が多いと、審査にマイナスになることがあるのです。

だんなぽん
だんなぽん
え!?
クレジットカードは信頼の証じゃないの?

よめにん
よめにん
それは、海外の話って言ったでしょ!!

特に、大きなローンを組む前には、クレジットカードは要注意です。
これからお話しすることは、実際に体験したことです。

私は、現在の住宅をローンで購入しました。
ローンを組むためには、ローンの提供先(私の場合は銀行)に利用を申し込んで審査に合格する必要があることは言うまでもありませんね。
私の場合、不動産屋さんが知り合いだったので、融資してくれる銀行を探してくれました。
銀行の担当者さんは、どうすれば審査に通りやすくなるかを色々とアドバイスしてくれたのですが、その中にクレジットカードの枚数は極力減らす事が含まれていました。

その時点で、私は「クレジットカードの枚数=信頼度の証明」という誤った認識があったのですが、担当者さんは「なるべくカードは減らしてください」と言っていました。

クレジットカードが多いと審査に不利になる理由!
担当者さんは、クレジットカードの枚数を減らしように指導してくれましたが、その理由については語りませんでした。
その時は「はい」と答えましたが、後日、理由が気になってググってみました。
すると、クレジットカードにはキャッシング枠が有って、現時点で1円も借りていなくても、審査においては限度額を目一杯借り入れていると評価されるという説明がありました。

だんなぽん
だんなぽん
1円も借りていないのに、限度額いっぱい借金している評価って、おかしくない!?

誰もが、そう考えると思いませんか?
しかし、専門的見地からみると、
・クレジットカードを使えばいつでも借り入れができる。
・審査終了後に借り入れる可能性がある。
という判断だそうです。
つまり、クレジットカードが有る限り、いつでも「満額借りられる」という条件が整っているからということなのです。

又、インターネットが普及した現在では、クレジットカードは不正利用のリスクを伴う面があります。
休眠カードが不正使用されたという話は、よくニュースでも取り上げられていますので、不要なクレジットカードは持たない方が良いのです。

ですから、クレジットカードは自分のライフスタイルに合った使いやすいカードだけをセレクトすることが大切なのです。