世代が違えばアイテムの変わる
このブログをご覧になって下さっている方なら、そのタイトルから我々夫婦は、二人とも干支が戌年であることは分かると思います。
年齢差が二回りなので、親子ほど歳が離れていることになります。
話しはちょっと変わりますが、私は専門学校で講師をしているので、日常で接する学生は18歳前後ばかりです。
そんな現代の若者の必須アイテムはスマホですね。
彼らのスマホを操作する能力には、驚くばかりです。
特に、学生がLINEで日本語を入力する速さは、驚愕そのもの!
私には、絶対に習得できないスーパーテクです!!
私の常識から考えれば、それだけスマホが操作できるのだから、パソコンやネットのスキルもさぞかし高いだろうと認識していたのですが、実はそうではないようです。
現在、担当している学生の殆どは、パソコンが苦手とかわからないという人ばかりです。
私が授業で使うパソコン(Mac)に至っては、起動と終了から教えなければならない学生が1/3を占めています。
世代が変われば、使うアイテムがかわるものだと実感した件でした。
私の場合は、パソコンはMS-DOS、インターネットよりはパソコン通信、Eメールではなく電子メールの時代でした。
当然、スマホなんてありません。
一部のビジネスマンが、肩掛け式の電話(平野ノラさんが、しもしも~とやっているアレです)しかなかったので、学生時代はガラケーもありませんでした。
では、話を戻して、二回り年下の嫁にんは?
学生の頃にはガラケー全盛期。
「本体0円」の二つ折り携帯が主流だったころです。
そのため、パソコンOK・スマホ苦手の旦那ぽん世代と、パソコン苦手・スマホバッチリの現代の若者の中間で、バランスの良いスキルがあるようです。
先日も、そんなことを実感できることがありました。
食器洗浄器壊れる!
特に珍しいことではありませんが、我が家にも食器自動洗浄器(以下、食洗機に略します)があります。
一昨年買い替えたばかりなので決して古いものではないのですが、突如、エラー表示がでました。
表示パネルの文字が3つほど(パワフル・スピーディ・お手入れ)点滅しているので、取説を見ると「排水できない」と記載があり、排水ホースの折れ曲がりか設置不良しか情報がありませんでした。
すかさず、嫁にんが
と言い、スマホに向かって教えた機種名を呟きはじめました。
すると?
水漏れエラーみたいだよ。
ど
修理は部品交換で1時間くらいかかるらしいけれど、費用が12,000円もかかるんだって!
パソコンで修理窓口を調べてみるよ
と言って、12,000円の出費を覚悟したのですが・・・
本体の底に水抜きのゴム栓があって、それを外して水抜きをしたまま1時間放置したら治ったって書き込みがあるよ!
見事!修理完了!!
早速、食洗機の食器とカゴを取り出し、本体を横に倒して観察すると、綿棒の頭くらいの小さなゴム栓が見つかりました。
ゴム栓を外して、放置すること3時間。
ゴム栓をはめ、水道のホースをつないでコンセントに接続し、恐る恐る電源をON!
嫁にん、スゴイ!!!
かくして、食洗機の治療費、12,000円の出費は避けることができました。
スマホひとつで解決するとは、私のようなMS-DOS世代にはなかった発想です。
ちなみに、戌年夫婦の「夜の営み」であるモンハンワールドパーティでも、嫁にんの「ググり力」が如何なく発揮されています。
今回の故障と対応データー

メーカー:パナソニック
型番 :NP-TH1
症状 :コースメニューのうち3つの文字が点滅
(パワフル・スピーディ・お手入れ)
一切の操作ができない
電源コンセントを抜き差ししても変化なし
対応 :本体底面にある水抜き用ゴム栓を外して3時間放置(乾燥)
その後、ゴム栓をはめ、復旧し電源をONにて完了