キャスターが壊れた!
私は、リュックに荷物を詰めて通勤しているのですが、最近、キャスターが引っかかりロックすることがありました。
リュックの肩紐が収納スペースに収まっていないと、それにキャスターが乗っかって回らなくなることがあるので、大して気に留めませんでした。
昨日、リュックがゴロンと転がった際にリュックの底が見えたのですが、その際、キャスターを見てビックリ!
なんと、キャスターがすり減って、二つに割れていたのです。
思わず、写メって嫁にんに送ったら・・
マカロンがついとる!!
と、笑いのネタにされました。
買ってから半年しか経っていないのに・・
しかも、週2回しかつかってないのに!!
このキャスター付リュックはネット通販で4千円弱でかったものなので、廃棄も仕方がないかとも考えました。
しかし、あっさり廃棄するにはもったいないのでキャスター交換にチャレンジすることにしました。
代わりのキャスター探し
日頃から、ホームセンターへ出かけることが多いので、棚などの脚に取り付けるキャスターは見覚えがあるのですが、スーツケースなどに使われているキャスターは店頭で見た覚えがありません。
嫁にんの折り畳み式ベッドのキャスターを交換した際には、棚用のキャスターの軸を切断してキャスター部分を取り外して流用しました。
今回も同様の方法を考えましたが、屋内用の車輪を屋外で使うとなると耐久性と騒音が気になります。
そんなことを思案していると、嫁にんがネットでスーツケース用の交換用キャスター販売されているのを見つけてくれました。
直径が4cmと小さいサイズだったので、ちょうど良いサイズがなかなか見つからなかったのですが、♪工場で使う~しょ~も~品を、ネットでちゅ~もん♪のCMで有名な○○タロウにあったそうです。
数百円と安かったのですが、車輪しかなく、車軸部分は別途で工夫するしかないようです。
しかも、せっかく安価で販売されているのですが、送料がかかるので車輪だけ注文するのは経済的ではありません。
せっかく嫁にんが探してくれたのですが、今回は別のものを探すことにしました。
つぎは、困った時のamazonです。
「スーツケース_キャスター」でググったら、あっさりヒットしました。
値段も手ごろな上に、プライム会員なので送料も無料!
しかも、翌日に配送となれば、文句はありません。
キャスターが届いた
仕事から帰宅すると、玄関にamazonの箱が置かれていました。
宛名が私だったので、キャスターが届いたのだと思いましたが、それにしても箱がでかい!
送料無料だから構わないのですが、オークションサイトで落札した商品がこのような梱包だったら、「送料かけすぎ!!」と悪い評価がついてしまいますね~。
早速、開封すると
案の定、こんな状態です。
精密機器なら納得ですが、スーツケースの交換用キャスターでこれはやりすぎです。
早速、中味の確認です。
車輪と車軸となるネジとワッシャ、それからネジを締める六角レンチ。
必要最小限のセットですが、工具付なので、これだけで取り付けが完了できます。
車輪をよく見ると、車軸との接触部分がベアリング構造になっています。
これなら回転がスムーズになるので、交換後は取り回しと騒音面で性能アップが期待できます。
付け替え作業
まず、割れてマカロン状になった車輪の取り外しです。
車軸はリベット上にカシメて止められているので、車軸を切断して取り外すことになります。
金属の切りくずが出ても平気なように、玄関で作業を開始です。
地味に金鋸でギコギコ・・
やっと、片方が切断できました。
切断面を見ると、車軸はパイプではなく金属棒になっていました。
どうりで、なかなか切れないはずです。
反対側も、気合を入れてギコギコ・・
やっと、両輪が外れました。
あとは車軸に車輪を入れて、ネジで締めるだけです。
楽勝!
と思ったら、車軸が短い!!
外した車輪には5ミリ程度の遊びがあったのですが、取り換えた車輪は車軸がネジなので、しっかりと占めると、車軸受けが変形してしまいます。
と思って、力一杯締め込んだら、車軸受けが内側に寄って「内股状態」に変形してしまいました。
試しに、車輪を手で回してみると、ベアリングのおかげでスムーズに回転しました。
後日談(1/30追記)
キャスターを交換してから、初の出勤となりました。
今まではガラガラと車輪が転がる音がしていたですが、交換後はスムーズな動きで快適です。
地下鉄の通路などのように、滑らかな地面では、ほとんど音がしません。
下り斜面では、人間よりもリュックの方が先に行ってしまうので、戻す方向に力をかけ気味に歩かなければなりません。
これは、交換して大正解でした。