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【フェレットがいる生活】夜はうるさくない?飼主を認識できる?

朝の6時に騒ぐヤツ

わが家は戸建ての2階屋です。
1階では嫁にんが「空(くう:愛犬)」と寝ており、フェレットの小春(こはる)ちゃんは、旦那ぽんと2階で寝ています。
「フェレットは夜行性だから夜中はうるさい」という話も聞きますが、ハムスターほど激しくないです。
夜中に「もぐもぐタイム」が始まりますが、餌を食べて水を飲んだらサッサとハンモックに戻って寝ます。
餌を切らさないように注意していれば騒ぐこともありません。
以前、ジャンガリアンハムスターを飼っていた時は、一晩中、グルグル回る遊具の中で遊んでいるので耳栓をしていたこともありました。
それに比べてフェレットの夜間活動はほとんど気になりません。
飼い主の生活リズムに合わせて生活するようになるのだと思います。
そんな手間のかからない小春ちゃんが、唯一、盛り上がるのが、朝の6時です。
毎朝、必ず、餌バチを鼻で押して音を立てます。
最初は、餌が無いので「入れて」と主張していたのですが、日に日に餌バチに餌がの残っていても音を立てるようになってきました。
どうやら、餌バチを使って音を立てると、私が慌てて飛び起きることを学習したようです。最近では毎朝の儀式になりました。
今朝も、朝の6時に餌バチをカリカリ引っ掻いて音を立てるので、「ナニ!?」と思って飛び起きると、小春ちゃんは「やあ!起きた?」という目でコチラを見ていました。

毎日続くので「コイツ、絶対にわざとやっているな」ということがわかってきました。
毎朝、私が空の散歩をしている間に、嫁にんが居間で小春ちゃんを放牧しているので、小春ちゃんも「朝になると外に出られる」ということを理解したようです。
ですから、毎朝、「朝だよ!出して!!」と主張しているのでしょう。

小春のアタック

朝の散歩が終わると、空は実家へ預けます。
元々、空は両親のために飼った犬なので、昼間は実家で御奉公です。
散歩が終わると嫁にんと朝食なのですが、その時も小春ちゃんは放牧中です。
音が出る物に興味を持つので、レジ袋を置いておくとガサガサと音を立てて潜ります。
空の散歩で来ていたジャンパーを置くと、喜んで袖から潜って遊びます。

戌年夫婦家の居間は畳にコタツなので、一人遊びに飽きた小春ちゃんが足やお尻にドーンとアタックしてきます。
最近では、あぐらの中に潜り込んでオマタからひょっこり顔を出すようになりました。
明らかに、「遊べ!」と誘ってくるようになったので、飼いはじめてから数年たつのに、いまだに一層深い関係になりつつあります。

朝の運動が終わると水を飲んで、ハンモックでユラユラ・・
そのうち、スピー・・スピー・・と寝息を立てて寝ています。

だんなぽん
だんなぽん
そこが、カワイイ!!

フェレットが喜ぶツボ!
初代の小梅ちゃん、二代目のモコちゃんの時は気が付かなかったのですが、三代目の小春ちゃんになってから、フェレットが喜ぶツボを知りました。
小春がお世話になっているお医者さんが注射の前にやっていたのですが、耳を指の腹で軽くマッサージをしてあげるのです。
すると、目を閉じて気持ちよさそうな表情になります。
そのうち、目を開けて「もういいよ」という感じになるのでマッサージを止めると、御礼に手をペロペロと舐めてくれます。

フェレットは飼い主を認識しているのか?

フェレットは「モノを識別する」という意味では視力が弱いと言われています。
でも、人の目を見ることは多いようで、頻繁に目が合います。
ですから、顔の違いは認識しているか分かりませんが、それなりに見えてはいるようです。
特にウチの小春ちゃんはその傾向が強いようで、動物病院で診察が終わり会計待ちをしている時に、じーっと私の方を見ていたらしく、看護師さんが「そんなに飼い主さんを気にするフェレットちゃんは珍しいですね~」と感動していました。

よめにん
よめにん
自慢か!?
だんなぽん
だんなぽん
えっへん!!

そんな小春ちゃんは、注射を打たれた時などに先生の手を離れた瞬間に一目散にこちらへダッシュで戻ってきます。
このことから、一応、飼い主は認識しているものだと思います。

不思議な体験

先代のフェレットであるモコちゃんの話です。
モコちゃんを飼いはじめて数年たち、加齢により体毛が薄くなり、見るからにおばあちゃんになった頃に、私が大きな病気を患い長期入院したことがありました。
1か月以上寝たきりだったのですが、自立歩行ができるまでに回復し、外泊許可が出ました。
2ヵ月ぶりに帰宅すると、モコちゃんはぐったりしていました。
抱っこをしても、力が無いのがわかりました。
その日は、モコちゃんのケージの傍で寝ましたが、寝る間際にモコちゃんを見ると、うっすらと目に涙を浮かべているように見えました。
翌朝、モコちゃんを見ると、寝た時の姿勢のまま冷たくなっていました。

今思えば、最後に私とお別れするまで、寿命と闘って頑張ってくれていたのだと思います。
私の一時帰宅に合わせて、待っていたように旅立ったのですから、きっとそうに違いありません。
こんな小さな動物にも、そんな感情があるのかと考えると、とても感激しました。