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【フェレット】キレイ好きで吠えない!手軽に飼えるイタチの仲間

今日は、子供のいない戌年夫婦の大切な家族であるフェレットの「小春(こはる)」をご紹介します。
そもそも、私はフェレットの存在すら知らなかったですが、嫁にんの強い要望で飼う事になった次第です。

フェレットってナニ?

フェレットはイタチ科に属する肉食の小動物です。
イタチというと、日本にも野生のイタチ(ニホンイタチ)が生息しており、養鶏場の鶏を襲うなど凶暴な害獣として嫌われていました。
フェレットも、元々は野生のケナガイタチと呼ばれる動物でしたが、長年にわたって家畜として改良された品種だそうで、野生の凶暴さは感じられません。
かつては狩猟の手伝いや毛皮採取の対象とされていましたが、現在ではペットとしての需要が多くなり、世界中で飼われるほどメジャーな愛玩動物となっています。

ヨーロッパでは3000年ほど前から飼育されていたようですが、日本でペットとして飼われ始めた歴史は浅く、1990年代から本格的に輸入されるようになったと言われています。

フェレットってどんな動物?

見た目はイタチです。
体長は大人になっても30cm~50cm程度なので、お子さんでも余裕で抱っこできると思います。
狭い所に潜り込む習性があるので、狭い配管の掃除や電線、ケーブルの配線の手伝いにも使われていました。

フェレット用の遊具もパイプ状のものが多く、ハンモックも袋状になっています。
ウチの小春ちゃんは、毎朝、ケージから出して居間へ放牧させていますが、必ず、テレビや家電の裏へ潜り込んでは、ひょっりと顔を出したり引っ込めたりして遊んでいます。

よめにん
よめにん
これが、カワイイ!!

又、部屋の中に靴下やスリッパが脱ぎ捨てられているのを見つけると、それを咥えてサササッと猛スピードでバックして持ち去ります。
一度咥えると滅多なことでは離しません。
靴下を持ち上げると、そのままブラ~ンと咥えたままブラ下がります。
うっかり、取り押さえるのが遅れると、それを家電の裏へ持ち去ります。
そのまま放置なので、我が家の靴下は片方だけのものが多いのが現状です。
居間の中には、小春ちゃんのお気に入りスポットが4カ所ほどあり、そのいずれかに靴下を溜め込んでいると思われるのですが、なかなか発見する事が出来ず、外出しない日は左右バラバラの靴下で過ごすことが日常となっています。

ちなみに、我ら戌年夫婦は持ち運ぶ作業を「小春運輸」と呼び、お気に入りの4カ所を第1営業所~第4営業所と名付けて、温かく見守っています。

フェレットの世話は大変?

フェレットは、犬や猫よりも手間はかかりません。
室内で放牧すれば犬のように室外で散歩をさせる必要はありませんし、猫のように爪とぎで家具をガリガリする心配もありません。
又、国内で販売されているフェレットは去勢や避妊手術を受けているので、イヤな臭いの心配もありません。
ケージの中にトイレを作っておけば、ほぼ間違いなくトイレで用を済ませてくれますから、日常はトイレの砂を交換するだけでOKです。

唯一、初代フェレットの「小梅(こうめ)」ちゃんは、ほとんどトイレを使いませんでしたが、これはかなりレアなケースでした。
2代目の「もこ」ちゃんや現在の小春ちゃんは、しっかりとトイレを使ってくれます。
基本的にしつけなくても、本能で部屋の角で用を足すことが身についているようです。

ケージの中では寝ているか、餌を食べているだけなので、餌と水(水道水でOK)だけ気を付けていれば問題ありません。

餌が無いときは、餌バチを鼻で動かして音を立てて催促します。
水も、ハムスター用の給水器を複数ケージにつけておけば、2~3日は世話要らずです。

よめにん
よめにん
寝ている時、たまにハンモックの中から「スピースピー」と寝息が聞こえるのが、又、カワイイ!!

フェレットを飼う上での注意事項

汗腺が全くないので、室温には注意が必要です。
フェレットの適温は、通常、15℃から22℃と言われているので、室温には注意が必要です。
28℃を超えると熱中症になるリスクが大きく、冬でも日差しが当たる場所にケージを放置しておくと熱中症になることもあります。

又、直立して手が届く高さのところに運輸できるものを置いてはいけません。
ゴミ箱に捨てた湿布を咥えた、初代小梅ちゃんはゲロゲロになって病院で注射をうつ羽目になってしまいました。

それから、人間の足が大好きです。
と言っても、好意的な意味で無く、「獲物」に見えるようです。
特に、嫁にんの踵は好物の様で、カプッと噛んだら、そのままグググッと力一杯噛まれます。
そのたびに、嫁にんは

よめにん
よめにん
「やめれ!!ママは獲物じゃありません!」

と叫んでいます。
そのため、小春ちゃんを放牧する際には、スッポリと履ける室内履きを着用しています。

まだまだ、フェレットの可愛さが伝えきれませんので、明日もこの続編です。