今日は、昨日に引き続きパソコンの話です。
古いパソコンが遅い原因
現在、私が仕事で使用しているパソコンは、嫁にんのお下がりです。
Windows8パソコンを買ったのですが、非常に使いにくかったので(現在はWindows10にアップグレードしたので使いにくさは改善されました)、嫁にんが「要らない」と言ったWindows7機をフォーマットして使用していました。
しかし、今年に入ってから、やたらと起動時間が長くなり、電源を入れてから暫くは何も操作ができない状態でした。
ONにしてからインターネットができるようになるまで5分以上かかっていたので、ウンザリしていました。
CPUが寿命なのかとも思いましたが、まずはHDDを交換することにしました。

起動ドライブをコピーする
今回は、HDDではなくSSDを使う事にしました。
SSDについては、昨日のブログをご覧ください。

まずは、起動ドライブ(Cドライブ)をSSDにコピーしなければなりません。
S-ATAをUSBに変換するか、パソコンの筐体をあけてマザーボード(パソコンの中にある大きな基盤)に直接つなぎます。
今回は、USBに変換するアダプターを使用しました。
接続してパソコンが認識してくれたら、ドライブのコピーです。
ここで注意してほしいのは、通常のデーターコピーのようにドラッグ&ドロップでコピーしても起動ドライブとして認識されないという点です。
そのため、コピーには専用のソフトを使います。
フリーソフトもあるようですが、リカバリーディスクも作りたいので「LBコピーワークス13」というソフトを購入しました。
【ハードディスクのコピー手順】
起動ディスクを丸ごとコピーする場合は「ハードディスクのコピー」を選択します。
すると、「ハードディスクコピーウィザード」が開きますので、初期化が終わるのを待ってから、「次へ」をクリックします。
コピー元のドライブを選択し「次へ」をクリック。
コピー先のドライブを選択して「次へ」をクリック。
コピー先のドライブにデーターがある場合は警告表示が出ますが、後は表示に従って進行していけばOKです。
HDDの交換
ファイルのコピーが終了したら、パソコンの筐体を空けてHDDを取り出します。
デスクトップタイプは、背面のネジを数本外せばフタを空けることができます。
ノートパソコンの場合はモデルによって分解方法が異なりますから、バラす前にネットで手順を確認した方が安心です。
私のモデルは、ネジを2本外せば筐体を空けることができました。
パソコンのフレームは鉄でてきており、角で手を切りやすいので十分に注意しながら作業を行ってください。
デスクトップに使用されているHDDは3.5インチですが、SSDはノートパソコンに使用される2.5インチタイプなので、ゲタ(変換マウンター)を使用します。
取り外したHDDベイへSSDを取り付けて、ケーブル類を差しこめば完了です。
パソコンの起動
外したケーブルを全て戻して、電源をONにします。
すると、どうでしょう!?
今まで、電源を入れてから安定するまでに5分以上かかっていたパソコンが、たったの20秒で起動が完了です。
デスクトップが表示されたら、すぐに使うことができるようになりました。
ブラウザの起動も俊敏です。
サクサク!快適!!まるで別のパソコンです。
かくして、モッサリしたパソコンは見事によみがえったのでした!!