嫁にん腰をやる
一昨日の夜に、居間のテレビ(9年前の日立Wooo)が天寿を全うし、昨日の朝、通販でテレビを注文しました。
飛脚のマークの宅配便屋さんの情報では今日配達の予定だったので、Wooo君の鎮座していた場所を空けようと、二人がかりでWooo君を持ち上げようとしたところ、嫁にんが
と呻きはじめました。
思わず、
とダジャレが浮かびましたが、冗談では済まなそうなのでグッと堪えて
取りあえず、大事にはならずにすみました。
それにしても、Wooo君は重い!
これも、Wooo君の最後の抵抗かもしれません。
ハイセンス君が来た!!
16:00頃に、玄関先でいつもの飛脚の軽ワゴン車の音がしました。
やがて、ピンポンが鳴ったので玄関を開けると、いつもの飛脚兄さんが大きめの段ボール箱を抱えています。
Wooo君の時はトラックで来たので、まさかいつもの兄さんが運んでくれるとは思いませんでした。
梱包も50インチテレビが入っているようには見えません。
Wooo君は素人が一人では運べないほどの重さ(嫁にんがギックリになりかかるほどの重さ)でしたが、これなら私でも運べます。
たった9年の間に、テレビもコンパクトになったものだと感心しました。

。
左右の足を2本のネジで固定するだけなので回転させることはできませんが、重量が軽いので簡単に持ち上げて左右に方向転換させられますから問題はありません。
設置
SIMカードのように小さくなったB-CASカードを差し込んで、HDMIやLANの配線を済ませて、テレビ台の上に乗せてみました。
前任者のWooo君が42インチで、後任のハイセンス君が50インチですから、周囲の物をどけなければならないと覚悟をしていましたが、スッポリとハマってしまったのでビックリしました。
良く見ると、ハイセンス君とWooo君ではフレーム(画面の枠部分)の厚さが違います。
ハイセンス君のフレームの方が細いので、42インチのWooo君と外寸が変わらないようです。
かくして、大幅なレイアウト変更もなく、無事に設置は完了しました。
画質の差は?
4Kということで、かなり期待していたのですが、ハイビジョンのWooo君の画質の方が明らかに好きです。
プラズマと液晶の違いなのでしょうか?
ハイセンス君の方が、白っぽくてベタっとした感じの画質です。
プラズマの方が、明らかに発色が良いようです。
奥行き感も、プラズマの方が良いです。
何より、液晶画面特有のチリチリしたザラつきが気になります。
今までに近い状態にしようと色々と画質調整を試みた所、ノイズリダクションを一番強くして明るさをマイナスにし、色合いとコントラストを強くして色温度を変更することで、何とか納得できるレベルになりました。
充実した音質調整
ハイセンス君の音質調整機能は充実していました。
まず、注目すべき点は5バンドのイコライザーです。
120Hz、500Hz、1.5kHz、5kHz、10kHzと少々理解に苦しむ周波数帯ですが、このテレビのスピーカーには合っている設定なのかもしれません。
音が遠い感じがしたので、取りあえず「ドンシャリ」にしてみました。
音場設定も、スタンダード・シアター・音楽・スピーチ・ナイトモードの切り替えがありましたが、スタンダードモードでイコライザーを調整したせいか、そこが一番しっくりきたので、デフォルト設定のままにしました。
入力モードごとに設定できる
やっとのことで見られる画像になりましたが、何かが変です。
嫁にんが入力を切り替えたら、デフォルトの設定に戻ってしまいました。
ブルーレイレコーダーに入力切替すると、良い感じです。
先ほどの設定は『HDMI 1(ブルーレイを接続)』で行ったのですが、そのデーターは残っています。
しかし、TVに切り替えると戻ってしまいます。
何度か切り替えているうちに、やっと原因がわかりました。
TVやHDMI入力ごとに、設定ができるということなのです。
かくして、戌年夫婦家の『テレビが壊れた騒動』は無事に解決したのでした。
【ハイセンス50A6100】の総評
プラズマ画面に比べると、画像はベタッとした印象で劣ります。
液晶画面特有のチリチリしたノイズは、ノイズリダクションで気にならないレベルまで改善できます。
音質の設定は細かくできるので、内蔵スピーカーのチープな音質も、そこそこ改善できます。
リモコンをONにしてから本体の電源が入るまでタイムラグがありますが、慣れてしまえば気にならない程度です。
良いポイントは、発熱量が少ない、消費電力が少ない、価格が安いなど、たくさんあります。
画質の問題点も、5万円台という価格を考えれば十分に納得できる範囲です。
旦那ぽんの結論は、この価格なら絶対にお勧め!!です。
良い画質が欲しかったら、倍の価格で国産を買えばいいわけですから。