いびき

【CPAP治療】睡眠時無呼吸症候群に効果絶大!いびきゼロ!?

CPAPとは?

CPAPをご存知ない方のために、その内容をご紹介します。
CPAP(シーパップ:持続性陽圧呼吸治療機器)は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を治療するための医療機器です。
睡眠中に発症する気道閉塞による呼吸停止を、圧力をかけた空気を気道(鼻や口)から強制的に送り込み、気道を広げて呼吸を持続させる機械です。
睡眠時にマスクやノーズピースを装着し、圧力をかけた空気がチューブを介して送られてきます。
一定の圧力を保つパターンと無呼吸の状態に合わせて機械が自動的に圧力を制御してくれるパターンがあり、患者の症状に応じてお医者さんの指示に基づき設定されます。

CPAP初チャレンジ!

細かいことは後に回して、CPAPの効果をご覧いただきましょう。
CPAPを使う前の状況です。

検査入院の詳細なデーターは過去のブログをご覧ください。

【睡眠時無呼吸症候群】寝てる間は分からない!恐ろしい実態とは先日の睡眠時無呼吸症候群治療のための通院記録、続編です。検査結果のデーターには恐ろしい事実が!無呼吸状態は合併症を引き起こすだけでなく、長年継続していると痴呆症になる恐れも!?睡眠時無呼吸が気になる人は早めに対応しないといけません!!...

結論だけ申し上げますと、私の場合、無呼吸や低呼吸の度合いを示すAHI値が「重症」の2倍以上と言う、超スーパー重症患者です。

そんな私の、通常時のいびき状況を記録するスマホアプリの「いびきラボ」のデーターをご覧ください。

私のブログを始めてご覧いただく方のために簡単に説明しますと、ご覧の画像は「いびきラボ」というアプリで記録したいびきの状況を時間ごとにグラフ化したものです。
棒グラフの高さと同時に、いびきの強さを「激しい(オレンジ)」「喧噪(黄色)」「軽め(若竹色)」「静か(グレー)」で表しています。

ご覧のように、私の場合は睡眠時間の半分を「激しい」か「喧噪」が占めています。
その激しさは、2階の寝室で窓を開けて寝ていると、1階で窓を開けている嫁にんに「窓から大いびきが聞こえた」と言わしめるほどです。

そんな私が、CPAPを装着した結果がコレです!!

だんなぽん
だんなぽん
ジャーーーン!!


どうです?
別人のように、静かでしょう!!
週間データーと比較すると、その効果は一目瞭然です。

この結果には、我ながら超ビックリです。
今回の、「旦那ぽんCPAPプロジェクト」は大成功でした。

CPAPの効果

睡眠中の呼吸停止を防ぎます。
睡眠中に呼吸が停止すると、睡眠が浅くなったり、夜中に頻繁に目覚めることになります。
その結果、睡眠による充分な休息が得られないために、日中に眠気を感じたり、日常的な疲れや倦怠感、注意力が散漫になりミスをする、記憶力が低下するなどの弊害が起こるのです。


重度の場合は、無意識のうちに寝てしまうこともあるようです。
最近でも、路線バスの運転手さんが運転中に意識がなくなり、信号待ちの一般車両に追突して高校生が亡くなるという痛ましい事故が発生しました。
この運転手さんも、睡眠時無呼吸症候群で治療中だったようです。
このような睡眠障害は、CPAPを使って睡眠状態を改善することで減らすことができます。

又、慢性的な睡眠時無呼吸は高血圧の原因になります。
高血圧を放置しておくと、心臓病や糖尿病、動脈硬化など、様々な生活習慣病に繋がります。
すでに、生活習慣病を発症している人でも、CPAPで睡眠状態を改善すると血圧が下がり症状が改善すると言われています(私の場合は、医師からそのように言われました)ので、早急にCPAP治療を導入することをお勧めします。

CPAPのデメリット

導入までの手間がかかる

CPAPは医療器具なので、医師の診断を受けてから処方してもらうまでに手間と時間がかかります。
金銭的な負担も少なくないので、準備が必要になります。
ちなみに、CPAPを個人で購入することも可能ですが、数十万円と高価です。

慣れが必要

睡眠時に呼吸用のマスクを装着するわけですから、慣れないと安眠することができません。
そのためには、起きている時に装着して「慣らす」必要があります。
私が指導員の方から受けたアドバイスは、「テレビを見ている時に着けていると気になりませんよ」でした。
その言葉に従って1時間ほど装着していたら、気にならなくなりました。

寝起きに違和感が残る

CPAP装着の初日は、朝起きたら軽い「頭痛?」というか「脳がシビレている感じ?」がしました。
又、首や肩に凝りを感じました。
嫁にんがスマホでググってくれたところによりますと、「慣れるまでには頭痛や肩こりなどの違和感を感じる人がいる」とのことでしたので、大きな問題はなさそうです。

気道や喉がカラカラに乾く

いつもは寝ている間に2~3回トイレに行きたくなるのですが、CPAPを着けて眠ると「トイレに行きたい」と思って起きることはありませんでした。
しかし、昨晩も2回ほど目が覚めました。
その理由は、鼻と喉の乾燥です。
口は、いびき防止テープを貼り付けていたので渇きはありませんでしたが、ノーズピースを付けている鼻から喉の奥がカラカラでした。

しかし、そんなこともあろうかと、業者の方が加湿アダプターを付けてくれましたので、今晩から使ってみようと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?
CPAPの効果が思った以上に発揮されたので、早急にご紹介しようと思い効果と結果だけを書いてみました。
明日以降は、レンタルまでの手順や器具について紹介していこうと思います。

同時に、酢ピーナッツについても随時ご紹介していきます。