いびき

【睡眠時無呼吸症候群】治療のための検査入院体験記!Part1

こんにちは、旦那ぽんです。
昨日の夕方から、睡眠時無呼吸症候群の検査のために1泊2日で検査入院をしてきました。
今回は、タイカレーの話はお休みして、検査入院の体験記です。
この文章を書いているのは、昨日(2018年10月22日)です。

検査入院初日

睡眠時無呼吸の検査入院に来ています。
入院と言うと、通常は午前中に入ることが多いのですが、今回は16:00に入院手続きなので、外来もほとんど患者さんがいない状態で静かです。
今まで何回も入院したことがありますが、こんなにまったりした入院は初めてです。
それもそのはず!
今回の病室は個室です。

そりゃ、そうですよ!
大いびき患者なのですから、大部屋に入ったら他の患者さんが寝ていられませんからね。
「いびきラボ」のデーターを見るだけでも、大部屋に入ると迷惑千万なことは一目瞭然です。
そんなわけで、ゆったり、まったりの個室ライフを満喫しています。

部屋はビジネスホテルのシングルと同じ広さで、ユニットバスとトイレがついています。
床に絨毯が敷いていないことと、入り口からベッドまでの通路が広い(ビジホの倍くらい)ことを除けば、ビジネスホテルにいるのと間違えてしまうくらい快適な空間です。

ちなみに、まともに入院すると12,960円の追加料金がかかりますが、今回は検査入院なので、差額ベッド代は発生しません。

今後、このような豪華な入院生活は経験できないと思いますので、貴重な体験になると思います。

入院のスケジュール

通常、この病院の夕食は18:00なのですが、今回の検査入院では17:00に夕食となり、その後いろいろな測定器具をとりつけられて検査という段取りらしいです。
ということで、食事がきました。

やはり、病院食は薄味なので物足りません・・・

よめにん
よめにん
腎臓が片方無いのに、ナニ言っとんじゃー!!

担当の看護師さんは、腎臓の手術でお世話になった方で、5年前の入院なのに私のことを覚えていてくれて、先方から「私の事、覚えてる?」と声をかけていただきました。
5年間で何人もの患者さんのお世話をしていたのに、覚えていてくださるとはすごい記憶力だと感動しました。

ところで、今回の入院で一番おもしろかったのは、看護助手さんたちの対応です。
看護師さんたちは、カルテを見ていますから今回の入院が検査であることを知っているので普通に対応してくれますが、看護助手の方々は事情を知らないようです。
そのため、個室の患者は「患者様」という認識らしく、言葉遣いも超VIP待遇でした。

だんなぽん
だんなぽん
ちょっと、申し訳ない気分になりました。

センサーの取り付け

さて、食事が終わり歯磨きを済ませてこの文章を書いていると、検査科の人が検査器具を取り付けにきました。
検査の内容は、体の各部位にセンサーを貼り付け睡眠中の状態を記録するというものです。
最初は左右のふくらはぎ部分にテープでセンサーを貼り付けました。

次に胸と腹部の動きを記録するセンサーを着衣の上からゴムバンドで巻きつけて固定し、その中間(みぞおちあたり)に親機をゴムベルトで固定しました。

更に、左肩にも親機が固定されました、

その後、頭部、顎、鼻、のど、首、目じりなどにセンサーを貼り付けて、次々と親機へ接続していきました。
ちょうど、USBのような配線です。
その他にも、左手の中指(人差し指と言われたのですが、スマホの指紋認証ができなくなるので、中指にしてもらいました)に酸素飽和濃度計のセンサーを取り付けてテープでぐるぐる巻きに固定されました。

頭部のセンサーは寝ている間に外れないように、頭からすっぽりとネット帯をかぶせられ、耳と顔部分をくりぬいてもらった状態で固定されました。

各部位に取り付けたセンサーで何を検査するのかは、先日のブログに書きましたので、そちらをご覧ください。

【いびき治療】呼吸器外来受診記録その2【合併症の恐怖とは?】昨日の呼吸器外来受診レポートの続編です。睡眠時無呼吸症候群の検査の流れや測定項目、危惧される合併症など細かく説明を受けました。特に入院検査に関してのスケジュールや費用など具体的な数字を提示されましたので、気になる方は参考にしてください。...

全工程が完了するのに1時間ほどかかりました。
更に、動作チェックということで、左右の足首を動かしたり、口や鼻から息を吐き出し、「あー」と声を出すなどの作業を経て、準備完了です。
その後、検査中の注意事項の説明があり、検査科の人は戻られました。

自撮棒を持参していたので、検査状態の姿を撮影しましたが、大怪我をした人のようで笑えない風貌になっていました。

すべてのセンサーはワイヤレスでパソコンにデーターを転送する仕組みになっていますから、個室の内部なら自由に動くことができます。
病院によってはワイヤードの検査システムのところもあるようで、その場合は、トイレなどに立つ際には、ナースコールで看護師さんを呼んで線を外してもらう必要があるそうです。
ここの病院は、そんなことにはなっていないので大助かりです。

さて、この検査システムは、各部位に貼り付けたセンサーによる波形記録以外に、中指のセンサーで血中酸素濃度と心拍数もリアルタイム計測をしてパソコンに表示しています。
試しに、自分のスマートウォッチに搭載されている心拍計の数値と比較したら、誤差がわずか「1bpm」でした。
たかだか、数千円のスマートウォッチでも、そこそこ正確なので驚きでした。

又、このシステムは赤外線カメラで一晩中、寝ている様子を動画撮影されます。
センサーだらけの姿を自撮棒で撮影している姿もバッチリ写されてしまっているので、「観光気分か!」と担当医に怒らそうで、ちょっと不安です。

そんな感じで、検査入院の夜は更けていくのでした・・・