Contents
はじめに
こんにちは、旦那ぽんです。
今日は、先日レポートした『スノアウィザード』の続編です。
酒酔い状態でもいびきが軽減したわけですから、呑んでいないときはどうなのか?
その実力と使用感の詳細について、ご報告します。
スノアウィザード(Sorewizard)とは?
生産地はイギリスです。
どうりで、通常のマウスピースよりも高価なはずです。
歯科医といびき予防用品の専門家が開発したマウスピースで、下顎を数ミリ前方に出すことにより、舌根が喉奥へ落ち込むのを防ぐ効果があります。
そのため、仰向けで寝ることにより喉奥の気道が狭くなるのが防げますから、いびきを軽減する事ができるのです。
スノアウィザードはどんな製品?
本体はSBS(Styrene-Butadience-Styrene)という高分子化合物でできています。
この素材は堅めのシリコンという感じですが、口の中に入れると硬すぎず、程よい弾力があり、歯と歯茎にフィットしてくれます。
製品は自分で型取りや調整などをすることなく、購入した状態ですぐに使う事ができます。
このマウスピースの面白い点は、正面に空気穴が開いていることです。
そのため、鼻づまりをしていても口呼吸ができるメリットがあります。
私の場合も、マウスピースを着けた状態で就寝中に録音した音声を聞いてみますと、鼻づまりをしていないのに、かなりの頻度で口呼吸をしているのが分かりました。
ですから、いびき防止用マウスピースには空気穴が無いと辛いかもしれません。
固定方法は、下顎の歯に被せて軽く固定されている感じで、上顎の歯はマウスピースに乗っかるだけです。
ですから、装着後も下顎は自由に動かせますし、圧迫感を感じることもありません。
ちなみに耐用期間は、公式サイトによりますと通常使用で6~9ヶ月だそうなので、コスパの面でも優れていると思います。
装着感は?
昨日のブログでも書きましたが、たった数ミリではありますが、下顎を強制的に前に出す形で保持されますから、慣れるまでは違和感があると思います。

私の場合は、下顎が出る噛み合わせなので一般の人とは逆なのですが、それでもスノアウィザードを着けると違和感があります。
ですから、普通の噛みあわせの人は、もっと違和感を持つかもしれません。
口に入れた感触は、イヤな匂いや味などは一切なく無味無臭ですから、その点は心配無用です。
素材の堅さも丁度よく、歯や歯茎の感触に不快感はありません。
一部の書き込みで、「グニャグニャしていて柔らかすぎ」というコメントがありますが、私に言わせれば「どんだけ馬鹿力で噛んでるんだよ」という感じです。
おそらく、この人は歯ぎしり用マウスピースと勘違いしているのではないでしょうか。
使用上の注意点
枕は低い方が良い
高い枕で仰向けに寝ると、どうしても顎を引いた姿勢になります。
この状態でスノアウィザードと付けると、無理やり下顎を前に出そうとしますから、辛い姿勢になると思います。
下手をすると、頭痛や肩こりを起こしかねないので、なるべく低い枕を使う事をお勧めします。
私の場合は、枕ではなくバスタオルを筒状に丸く巻いて首筋あたりに当たるようにしています。
横向きで寝ない事
正直に言って、ちょっと日本人の口には大きいサイズだと思います。
イギリス人の方に合わせて作られているせいか、私が使うと口がしっかり閉じられません。
その状態で横向きに寝ると、睡眠中にヨダレが垂れています。
マウスピースを意識しない事
寝ている間に吐き出さないようにと、口に力を入れてしっかり噛む人がいるかもしれませんが、あまりに意識しすぎると肩こりや頭痛を発症することがありますので、気を付けてください。
私も最初はしっかりと歯を食いしばっていたのですが、肩から後頭部までの筋が張ってしまい、後頭部が痛くなってしまいました。
それに懲りて、口の力を抜くようにしたところ、それ以降は肩こりや頭痛になる事はありませんでした。
ですから、マウスピースを意識しないで就寝した方が良いのだと思います。
使用後は清潔に
マウスピースは直接口に入れるものですから、衛生面には注意が必要です。
使用後は必ず水洗いをして、良く乾燥させましょう。
私の場合は、水洗いをした後、リステリンに浸して殺菌してから乾燥させています。
深酒していないときの効果は?
さて、今晩はなるべく酒量を抑えて『いびきラボ』で測定したいと思います。
さて、その結果は!?
おおおっ!
効果抜群です!!
なんと、未装着時の『いびき率』が51%、装着時(飲酒状態)で36%だったのが、シラフでは19%になっています。
これは、もう手放せません!!