昨日までで、初歩的なギター講座が終わりましたので、今日からは別のテーマでお話ししましょう。
今回は、旦那ぽんの最大の悩み!
『いびき』です。
いびきは迷惑?だけじゃない!!
私は、独身時代は家に誰もいなかったので、いびきについては考えたことがありませんでした。
ところが、嫁にんと暮らすようになってから、私のいびきがかなりの轟音だと就寝中に何度も布団越しにたたかれる始末。
引っ越して、現在の家に住むようになってからは、就寝は別の部屋となってしまいました。
そうは言っても、隣の部屋で寝ているのでいびきは聞こえているようです。
そこで発覚したのが、寝ている最中に突如としていびきが止まることがあるのだそうです。
トレンドやん!!
かくして、私のいびき対策は始まったのでした。
なぜ、いびきをかくのか?
そもそも、なぜ?
いびきをかくのでしょうか?
いびきの原因は、人間が空気を吸い込んだ際に、その通り道である気道が何かの原因で狭くなる事により発症します。
狭い気道を空気が通過する際に、空気の抵抗が大きいために粘膜が振動していびきが発生するのです。
空気の通り道が狭くなる原因として上げられることは、寝る時の姿勢、首が太くて短い、下あごが小さく後ろに引っ込んでいる、鼻が曲がっているなどがあります。
寝る時の姿勢
仰向けで寝る人は、重力によって喉の奥に舌が落ち込みやすく、気道が狭くなりやすいです。
このような人は、横向きで寝ると、いびきが治まる場合があります。
肥満傾向
太っている人は首回りにも脂肪がついているので、気道が狭くなりやすい傾向にあります。
下あごが引っ込んでいる
受け口と反対に、横から見ると下あごが後ろに引っ込んでいたり、下あごの骨格が小さい人も気道が狭いので、いびきをかきやすいです。
鼻が曲がっている
鼻中隔湾曲症と言い、鼻呼吸がスムーズではありません。
このような人が、アルコールを摂取すると鼻づまりを起こしやすく、口呼吸になるので、いびきをかきやすくなります。
喫煙習慣がある
タバコを吸う人は気道が炎症していることが多いので、気道が狭くなりがちです。
私の場合は、鼻中隔湾曲症がありました。
お酒を呑むと、いつも右の鼻が詰まり、呼吸が苦しくなりました。
当時は、タバコも吸っていました。
嫁にんと結婚した年に意を決して耳鼻科へ通院しました。
鼻の軟骨を掻きだす手術を受けて、1週間ほどの入院をしました。
おかげで、お酒を呑んでも鼻づまりをしなくなっただけでなく、1週間タバコを吸わなかった(鼻の中に綿球を詰めたり出したりで、喫煙する気にならなかったというのが本音)ので、禁煙にも成功しました。
「1週間吸わなかったのだから、あと1週間吸わないでいよう」
「吸いたくなったら、いつでも吸えるんだし」
そのように気軽に考えて吸わないようにしていたら、結果として15年以上も吸わずに過ごせています。
おかげで、二日酔いの日でも胃がムカムカすることがなくなりました。
それでも、いびきは治りません。
原因は、肥満です・・・
横向きに寝ても、轟音はやまないようです。
いびきを録音してみた
私は「音響」を生業にしているので、録音やら波形分析は専門です。
嫁にん情報によりますと、手術後も私のいびきが改善されていないということなので、試しに『ICレコーダー』で一晩中、いびきを録音してみることにしました。
翌朝、その音声データーをパソコンに取り込んで波形をチェックしてみてビックリ!!
1分半~2分程度の無音部分が随所にあります。
嫁にんが私のいびきを真似して、「がぁー!ががぁー!ぐぉっっ!・・・・・ががぁああ!」とやっていたのは、おおげさではなかったのです。
これは、いかん。
もっと、横向きを意識して寝てみよう!
そう思ってテレビを見ていたら、ちょうど、その日の番組でいびきを特集していました。
その番組でも、横向き睡眠を推奨していたのですが、どうしても仰向けで寝てしまう人は、リュックの中にタオルを詰めて背負ったまま寝ると良いという情報を教えてくれました。
早速、その日の晩にリュックを背負って寝ることにしました。
それにしても、何度もICレコーダーをセットしたりパソコンで波形分析をするのは面倒くさい。
そんな姿を見て、嫁にんがスマホアプリを教えてくれました。
『いびきラボ』という、いびきを録音して分析してくれるアプリです。
無料で何回か使えるようなので、試しにインストールしてみます。
起動すると、こんな感じです。
シンプルで使いやすそうなので、早速、今晩から使ってみることにします。