薄毛・育毛

【男性用かつら】いつやめる?加齢によるギャップと維持費を考よう

おはようございます。旦那ぽんです。
今日は、前回の続きで「加齢とかつら」についての考察記です。

加齢による顔の老化!でもかつらは老けない!!

前回でも触れましたが、人間は加齢により、シワやたるみが増えて老けていきます。これは、どんなに頑張っても仕方がありませんね。

一方で、作り物である「かつら」は劣化することはあっても、老化することはありません

つまり、ご本人とかつらの関係は、作った瞬間は良好なのですが、時間の経過とともにギャップが出てくるのです。

つまり、頭髪は35歳で顔が45歳というように、バランスがとれなくなってくるということです。

かつら初心者は【今を繕う】ことばかり考えて、10年後、老けた時のことまで考えられません。又、本人は毎日の装着時に鏡を見ているので、年々大きくなるギャップに気が付かないと思います。

しかし、他人はそのように見ていません。

テレビを見ていても、たまに「あれ?」と思うようなヘアスタイルの人はいませんか?

それは、頭髪と顔のギャップだったり、頭部全体の不自然さです。我々戌年夫婦は、そんな人が出演していると「被ってるんじゃね?」というように即座にツッコミます。

このように、男性用かつらは定期的に手を加えていかないと滑稽なことになってしまうのです。そうなると、「薄毛で恥ずかしい」というよりも、別の意味で恥ずかしいことになってしまいます。

かつらは【一生モノ】ではない!!

私の場合、増毛から入門してかつらへ移行しましたが、そのきっかけは自毛が伸びることによって散髪、廃棄されていく人工毛が勿体なく感じたことでした。

かつらという「形があるもの」にすれば、廃棄されることがなく無駄がなくなる。そう決心した時は「かつらは一生モノ」という考えがあったのだと思います。

しかし、実際には人間の加齢に応じてかつらも手を加えなければ不自然になりますから、結局、かつらは一生モノではないのです。

自然さを保つためには、なるべく短いサイクルで「老け加工」を施していかなければなりません。

加齢による老化の進行は毎日進んでいくわけですから、1年に一度というような長期的なメンテナンスでは違和感がでてしまいます。ですから、散髪と同じタイミングで微細な調整をしてもらうのが理想的だと思います。

そうなると、増毛とコストが変わらなくなってくるかもしれません。それならば、最初からかつらなんて作らずに増毛を選択したほうが、かつらの製作費がかからない分だけお得という考え方もでてきます。

増毛ならば、自毛と一体なので、かつらのように予備を作ることもなく、社員旅行で温泉へ連れて行かれも、何も心配がありません。

そこまで考えてから、かつらにするか増毛を選ぶかを決めるべきだったと、今さらながら後悔したのでした。

かつらのやめどき

私の場合は、【かつらをやめる】という決断をしました。

理由は簡単です。

一生、かつらに対しての維持費を払う事に疑問を感じたからです。

でも、やめるタイミングが見つかりません。いきなり、【かつらOFF】の状態で出勤したら、「今までズラだったんですね~!」とか「怪しいと思っていたんですよ~!」と言う言葉を浴びせられ、笑い者にるのは必至です。そうかといって、このままでは「滑稽なかつら人」の仲間入りは避けられません。

いきなり、坊主頭にすることも考えましたが、嫁にんのOKが出ません。又、スキンヘッドにしない限りは自毛の少なさが露呈しますから、これも今までのズラ人生をカミングアウトする結果となってしまいます。

転職して、新しい環境で「ズラなし生活」をスタートするか?
スキンヘッドか?

この2択しかありません!!

これなら、増毛のほうが良かった・・・
徐々に減らせばいいだけですからね。

これからかつらを作ろうとする人は、やめるタイミングまで考えてからにしたほうが良いですよ。

旦那ぽんはこうしてかつらをやめました

私の場合は、長期入院が絶好のタイミングとなりました。

入院した当初は、かつらの事など全く考えていなかったのですが、点滴&尿道カテーテルで寝たきりの状態の時に、いきなり会社の人間が見舞い(様子を見に来た)にきました。当然、入院中は「かつらOFF状態」でしたから、彼は「すっぴん頭」をご覧になったわけです。

だんなぽん
だんなぽん
激ヤバ!!

と思いましたが、見られちまったのなら仕方がない!

とっさに私の口から出た言葉は

だんなぽん
だんなぽん
薬の影響で抜け毛がひどくて・・・

よくもまあ!
病床の身で、こんな言葉がでたものです。

しかし、点滴の管やらベッド脇に吊り下げられたオシッコ袋を見て、その痛々しさに彼は100%信じてくれたようです。

これがきっかけで、私はまんまと「脱かつらデビュー」が果たせたのでした。

でも、バーコードが目立つので、ミリオンヘアーを使っていました。手軽に透けた地肌が隠せるので、なかなか重宝しました。

私の「かつら生活」はこれで終わりましたが、育毛まであきらめたわけではありません。

かつらの維持費、1ヶ月1~2万円の費用が浮いたので、AGA治療を開始することができたのです。3年程度継続しましたが、AGAではなかったことが発覚して止めましたけどね・・・

以上で、私とかつら人生は完結です。
最後までご覧くださって、ありがとうございました。